Date: 2018/11/19

顔がついてたら覚えやすい…かもしれない!税金・保険社員3点セット

こんにちは!

最近、経理のような総務のようなことを手伝える分量が増えてきて、主に社会保険制度周りの手続きの種類の多さにおののいておりました。
デジタル雑務の鈴木です。

書式の名前、タイミング、添付書類の有無…
それが適用されるのがいつからなのか、ものによって同じようで違う…。
正直…面倒くさい!!!! 全部覚えられない!!!!

それならいっそ、自分流で覚えてしまおうと、それぞれを人型にしてみました。
「顔があったら覚えやすいのでは!?」という3歳児の発想です。

今回は、大体の正社員の方が基本給から引かれるであろう「住民税・雇用保険・社会保険」について、会社が申請する手続きの視点からそれぞれ性格付けをし、まとめてみました。

私と同じような3歳児の社会人(?)に届くことを祈って以下、本文へ参ります。

1.にこいち、住民税

jyu-min

さっくりとした用途

住んでるところの行政の運営・いろんなサービス

ざっくりとした性格

基本的におおらか。諸々なるだけ10日までに提出した方がいいが、しなくても変わらずおおらか。

ざっくりとした解説

市民税・県民税を合わせて「住民税」と呼びます。
自分が住んでいる住所の「〜〜県(都道府県)、〜市」にあたる場所に、それぞれにかかる税金です。

このおおらかな性格には理由があります。
住民税というのは、納付総額が1年を通して変わらないので「手続きが遅れた分は、残月に分割してのっけるだけ」だからです。
要するに、申請が遅れて月あたりの徴収金額が増え(総額は変わらないので別に損はしていないが)体感的にきつくなるのは支払う個人だからです。
なので、多少申請が遅れても、役所はそこまで痛くもかゆくもないのです。(多分)

というわけで、おおらかな理由を把握したら、申請側はおおらかではいられなくなるわけですね。
すぐしよ、すぐ手続きしよ。
特に中途採用の時すぐしよ。

市役所・区役所・町役場で取り扱うことがほとんどだと思いますが、都市の規模によっては市税事務所が手続きを管理したりしています。
この辺りだけ、きっちり抑えておきましょう。

2.辞めてからが本領発揮、雇用保険

koyou

ざっくりとした用途

無職になった間の生活保障をしてくれる。ようするに無収入の間お金くれる。転職の面倒を見てくれる。

ざっくりとした性格

住民税と同じく、こちらも結構おおらか。ただし、退職前後はせっかちになりはじめる。

ざっくりとした解説

公共職業安定所、耳馴染みのいい言葉でいうところの「ハローワーク」に紐づいている保険制度です。

入社時や情報変更時の申請に対する期日は比較的おおらかな雇用保険ですが、退職間際になると、申請期日や日付がタイトになってくるのは用途に由来します。これは、加入者が「仕事を辞めた際」に利用されるものなので、保険側からすると「くるで!いよいよ利用されるで!!!」ってなるからですね多分。

失業中の再就職活動のなか受け取れる失業手当等は、「利用しないと損!!!」という考え方もあるかもしれませんが、正直仕事を辞めずに同じ場所で幸せに働き続けられるなら、それに越したことはないと思うんですよね。
まあその辺は本当に考え方次第ですよね。

その時がきたら、ありがたく利用しよ、くらいでいいと思います。
その時は 私を頼って 雇用保険。

3.いまやれすぐやれ、社会保険

syaho

ざっくりとした用途

医療費に保険適用して負担を抑えてくれる。納めた額に応じて老後や万が一の時にお金くれる。

ざっくりとした性格

手厚いけどめちゃんこ短気。

ざっくりとした解説

入社即資格が発生する+健康保険はいつ使われてもおかしくないので、各申請期日はシビアでタイトな印象です。
20歳になると「国民年金納めや!!!」と言われて支払っていた保険料が、正社員になると「厚生年金保険」という名前に切り替わります。また、日本で病院に通う際の必須アイテム、いわゆる保険証を発行、保険を適用してくれるのが「健康保険」です。
これら2つつを合わせて「社会保険」と呼びます。
正確には「呼ぶことがある」というニュアンスです。

総務や経理的なわかりやすさから、会社にいると「厚生年金保険+健康保険=社会保険」となることがほとんどだと思います。

この部分について、めちゃんこわかりやすく説明してくれている記事がこちらにあるので興味があれば!
「社会保険と雇用保険はなにが違う?内容と加入条件の違い(freee)」

字面だけ見ると、健康保険については「協会けんぽ」、厚生年金は「日本年金機構」の管轄の様に見えますが、実はこれけっこうややこしく、主に登録や変更申請等はどちらも日本年金機構へ、いざ何かを適用・利用する際の申請は「協会けんぽ」にする印象だがはっきりわからん、という感じです。

みて、みてこのややこしさ。
「年金と健康保険に関する書類の提出(協会けんぽ)」

とはいえ基本的な登録申請窓口は日本年金機構で、怪我・出産・健康診断などの申請は協会けんぽ宛なのかな、という感じはします。

最後に

昨今はありがたいもので、今は期日まで余裕があるなら、ほぼネット上の書式DLからの記入、そして郵送という流れで手続きが終わります。
超便利です。

ただ、ネットが便利だからといって、全部自分で調べて把握しようとしてはいけない。
なぜなら「詳細に書いている様で、基本的なことしか書いていない」ことが多いからです。
わからないケースは「即電話で聞け」。
これに限ります。
時間の無駄なので、問い合わせましょう。

かなりのびのびとブログを書かせてもらっているので、
私自身の情報整理のへたくそぶりは惜しみなく公開しネタにしますが、
AND SPACEは上手です。
頼もしい人たちが沢山います。
複雑な課題を解決するご提案をできると思います。

ご入用の際はぜひお声掛けください。
鈴木でした。