Date: 2017/10/14

映像効果が面白いオススメMV(ミュージックビデオ)

こんにちは、アンドスペースの谷川です。
夏が終わりましたね!最高!涼しい!ハッピー!元気!Fuuuuuu!!!

今回は個人的に気に入っていて、クリエイターの方にもそうでない方にも是非チェックして欲しいおすすめのMVを集めました。
全体的にはアイデアと根気で勝負!ってかんじのご予算低めなものを集めています。
映像を見てもらえれば全てが分かりますので、説明文は簡略化してご紹介します。
かなりベタなものや古いものもありますので「知ってるし!」ってなった場合はその怒りを夏の女神にぶつけてください。

1.Oren Lavie 「Her Morning Elegance」

ベッドの上でリネンを魚や雲にみたてて絵本のようなストーリーを表現した映像です。
コマ撮りによりメトロポリタンミュージアムのようなコミカルな動きをしつつ、柔らかく美しい世界を創り上げています。

2.Mutemath 「Typical」

MutemathのMVは映像効果を使って面白いものが多いですが、僕的に一番オススメがこちら。
逆再生を使って破壊と創造を表現した映像になっています。
まず根本的に楽曲が格好良すぎなので、もうなんかズルいよ!
こちらも合わせてどうぞMutemath 「SPOTLIGHT」

3.SOUR 「日々の音色」

SOURは最初、「写し鏡」というSNSやwebカメラを使ったインタラクティブなMVではじめて知りました。
はじめて見た時は衝撃的過ぎて会う人皆に「これ見て!」って言ってました。
写し鏡はサービスが終了し、現在ではYOUTUBEで映像が見れるだけになってしまったので、今回はwebカメラを使った映像効果が楽しめるこちらをお楽しみください。

4.ハイスイノナサ 「地下鉄の動態」

こちらは幾何学を使って音を表現したMVです。
超カッコ良い音ゲーってかんじの映像なので、もしかしたら音ゲーがアイデアのもとなのかとも思います。
疾走感が気ん持ちイイ!

5.Jamiroquai 「Virtual Insanity」

僕世代ではもはや知らない人はいないと思いますが、若い人は知らないかも?と思ったので一応。
知らない人は絶対に見ておいて欲しい!と断言できる作品です。
1996年と今から21年も前に作られたものですが、今観ても全くもってカッコイイ!
当時僕は中学生ですが、当時の世界中のクリエイターたちは度肝を抜かれたと思います。

6.OK Go 「This Too Shall Pass」

毎回ワンカットで最高に面白い映像を作るOK Go。
日本ではパフュームが「I Won’t Let You Down」というMVに出演したことで話題ともなりました。
その中でも僕の一番のお気に入りがこちら。
ピタゴラ装置はいくつになってもワクワクしてしまいます。

7.Walk off the Earth 「Somebody That I Used to Know」

全員歌唱力も演奏力も演奏できる楽器の幅もすごすぎてなんだか嫌になるWalk off the Earth。
「5人で1つのギターを演奏する」というシンプルなのに面白すぎる映像です。
アイデアと質の高さが予算を凌駕する!ということを世界中のクリエイターに知らしめました。
それまで無名だった彼らが、この映像で再生回数1億回超えという大記録を叩き出し、新しい時代の幕開けを感じました。

8.Digitalism 「Wolves ft. Youngblood Hawke」

ズームという誰でも知っているシンプルな映像効果を、アイデアと映像の質の高さで1つのアートにまで昇華させた作品です。
映像の質感も素晴らしい!

9.travis 「moving」

最近なにかと話題のプロジェクションマッピングを人の吐息に映し出したMVです。
プロジェクションマッピングといばどちらかというと、カラフルで華やかなもののイメージが強いですが、吐息を使ってとても優しい世界観に仕上げています。

10.電気グルーヴ 「Fake it!」

飛び込みの選手達がまるで工場のベルトコンベアのように次々と飛び込みループするMVです。
有機物と無機物の奇妙な融合による独特の美しさをかんじる、電気グルーヴらしい映像です。

11.livetune adding 中島 愛 「Transfer」

こちらは全編アニメのMVです。
主人公の少女の動きは全く同じもののリピートなのに、背景が変わることで全く違う表現となることを表現した、実験的な映像です。
映像の専門学校生とかが観たら凄く勉強になると思います。
コミック文体練習の映像版といったところですかね?

本当はもっともっとご紹介したい映像があるのですが、今回はこんなもんで。
お楽しみあれ!

谷川

この記事を書いた人

「本気でぶつかる」第一人者。17歳でロンドンへ短期留学。18歳でデザイナーを目指し制作会社に入社。次第に個人での受注が増え、23歳で起業。以降、じわじわ組織化していく。2021年に社長を退き、現在は顧問的なポジションに。座右の銘は「どうせなら全力」。株式会社デリシャステイク取締役、株式会社BOB不動産取締役、株式会社上田酒店デザイン事務所取締役、大阪総合デザイン専門学校非常勤講師を兼任。肩書が多いため胡散臭いが、会ってみるとホントに胡散臭い(がんばれ!)。