マークアップ

Date: 2016/08/08

構造化データのマークアップって?[Webサイト]

第二回の&_Noteでは、WEBサイト作成の後にはやった方がいい 構造化データのマークアップについて お話します。 Google(検索エンジン)などに対して このWebサイトは「デザイン会社の情報です。」 「パスタのお店」「料理のブログ」「本のレビュー」「商品の情報ページ」 など正確に情報を記述してあげることで Google(検索エンジン)などがコンテンツを把握してくれるようになります。

構造化データをマークアップするメリット

検索結果にリッチスニペットが使われるようになります Event 例 イベント(schema.org/Event)でマークアップされたサイト

リッチスニペットとは

検索結果には通常、青色リンクとサイトテキストや descriptionの内容が表示されますが、 きちんと構造化データをマークアップしておくことで 検索結果内にパンくずリストやレビューの件数や著者、記事の日付などが表示されるようになります。 他の検索結果とは差別化がされて、クリックされやすくなるなどの メリットがあります

構造化データをマークアップする為に

Googleが提供している、SearchConsole(旧ウェブマスターツール)の中には、 マークアップ関連のツールが複数用意されています。 1.データハイライター 簡単なマウス操作だけで Googleに簡易的にですが、サイトの内容を登録できます。 2.構造化データテストツール https://search.google.com/structured-data/testing-tool/ 構造化データ マークアップが解析されて 文法エラー等の確認ができます。 3.構造化データ マークアップ支援ツール https://www.google.com/webmasters/markup-helper/ HTML に構造化データ マークアップを簡単なマウス操作でつける事ができます。

構造化データをマークアップしてみよう

構造化データをマークアップする時の文法には代表的なもので4つあります.
  1. Microdata
  2. RDFa
  3. Microformats
  4. JSON-LD
Googleが現在推奨しているのは1.Microdata4.JSON-LDになります。 では構造化データ マークアップ支援ツールを使って 次の内容をマークアップをしてみましょう。
名前:DesignStudio ANDSPACE 電話:06-6125-5591 住所:542-0081 大阪府大阪市中央区南船場2-2-21 3F

まずはMicrodataです

—–↓Source↓—– microdata —–↑Source↑—– 1.itemscope itemscopeという属性がdivに付与されています。これはこのdivに構造化データが付与されているということを意味します。 2.itemtype itemtypeはitemscopeで示された構造化データが何に関するものなのかを示すために用います。上いうとhttp://schema.org/LocalBusinessという地域とサービスを表す値が用いられているためdiv内の情報が店舗またはサービスを表す情報であると確認できます。 これ以外にも組織や会社を表すhttp://schema.org/Organization や、商品であればhttp://schema.org/Product などがあります。 3.itemprop itempropはitemtypeで示された人物や組織・会社などの詳細な情報を示すために用いられます。 上の例ではdivに対してitemtypeで店舗やサービスの情報であると提示されているので、itempropがnameと指定されている情報は、店舗やサービスの名前であることになります。 また、その次のtelephoneやaddressが記載されているのは、電話番号や住所だとわかります。 さらに、住所などさらに要素がある場合は、細かく指示する事も可能です。 ソースコードのタグの中に直接宣言する形になるので わかりやすくはなりますが、コードが若干ちらかってみえる感じになります。

では、次にJSON-LD

—–↓Source↓—– JSON-LD —–↑Source↑—– 1.@context ここから「http://schema.org/」にもとづいて記述するということを意味します。 2.@type LocalBusinessという地域とサービス表す情報であると確認できます。 これ以外にも組織や会社を表す「Organization」 や、商品「Product」などがあります。 その次のtelephoneやaddressが記載されているのは、電話番号や住所だとわかります。 さらに、住所などさらに要素がある場合は、細かく指示する事も可能です。 JSON-LDでは、その部分に直接マークアップせずに、スクリプトを用いて一箇所で構造化データをマークアップできるので 非常にわかりすく、視覚的にも見やすくなります。 個人的にはこちらの方が、メンテナンスも含め運用しやすいのではないかと思います。

支援ツールやデータハイライターで宣言できる種類

ツールで宣言できる種類は 現在 9種類です。 項目と、最低限必要な要素をまとめてみました。

1.イベント

  • schema.org/Event
  • 名前(name) イベントの名前
  • 日付(startDate およびendDate)
  • 住所 (PostalAddress) イベントが行われる場所の住所

2.ソフトウェア・アプリケーション

  • schema.org/SoftwareApplication
  • 名前(name) ソフトウェア アプリケーションの名前

3.テレビ番組のエピソード

  • schema.org/TVEpisode
  • シリーズ名(partOfTVSeries) テレビ番組シリーズの名前 たとえば ジョジョの奇妙な冒険 など。
  • シーズン番号(partOfSeason) シーズン番号 たとえば、シーズン3 などが考えられます。
  • エピソード番号(episodeNumber) エピソード番号 たとえば、エピソード 10 などが考えられます。

4.レストラン

  • schema.org/Restaurant
  • 名前(name) レストランの名前
  • 住所(address) レストランの住所
  • 電話(telephone) レストランの電話番号

5.商品

  • schema.org/Product
  • 名前(name) 商品名
  • 料金(offer) 商品の販売情報:次のいずれかのタグで指定します
    • 価格: 商品の価格
    • 在庫状況: 商品の在庫状況(「在庫切れ」、「店頭在庫限り」など)
    • 状態: 商品の状態(「新品」、「中古品」など)です。
※ Googleの表記では料金となっていますが実際は提供が近い気がします。

6.地域のお店やサービス

  • schema.org/LocalBusiness
  • 名前(name) お店やサービスの名前
  • 住所(address) お店やサービスの住所
  • 電話(telephone) お店やサービスの電話番号

7.映画

  • schema.org/Movie
  • 名前(name) 映画のタイトルです。

8.書評

  • schema.org/Book
  • タイトル(name) 本のタイトル

9.記事

  • schema.org/Article
  • タイトル(name) 記事のタイトル
になります。 ツールを使用せずに、作成するともっと細かく宣言することができます 細かい分類は英語ですがhttp://schema.org/ に掲載されていますので一度参照ください。

まとめ(2016年8月現在)

構造化マークアップすることで 検索順位があがるとか、SEO的なメリットは一切ありませんが どんどん仕様が変更されている状況です。 実際今回紹介した JSON-LDでのマークアップもつい最近まではサポートが追いついていない状況で 去年までは、
  • イベント (schema.org/Event)
  • 記事 (schema.org/Article)
  • レシピ (schema.org/Recipe)
  • 動画 (schema.org/VideoObject)
この4タイプしか、リッチスニペットには対応していませんでした ですが、どんどんサポートされるタイプも増えて 今年にはいってからは
  • 商品・製品(schema.org/Product)
  • 販売情報(schema.org/Offer)
  • レビュー(schema.org/Review)
  • 評価(schema.org/Rating)
  • 平均評価(schema.org/AggregateRating)
も対応されました。 これらは ECサイトでは絶対に欠かせない構造化データです。 JSON-LDは、導入や管理がとても楽な文法なので 商品や販売情報などに利用できるようになったのは本当にいいことだと思います サイト運営される方は ぜひ、実装する事をおすすめします。