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Date: 2017/09/02

「宜しく」と書くと笑われる!?

こんにちは、AND SPACEで何かと細かくて面倒くさいと言われがちな今井です。

突然ですが皆さんは「よろしく」ですか?「宜しく」ですか?はたまた「夜露死苦」ですか?
何の話かというと、メールなどのビジネス文章を書く際に「ひらがな」と「漢字」どちらで書いていますかという話なんですが、なんとなくで漢字やひらがなを使っていると間違った使い方をしている可能性があるって知ってましたか?
今回は普段気にせず使っている漢字やひらがなの正しい使い方について解説いたします。

※この記事はコピーライティングに関わるデザイナーとして調べたことをまとめたものです。文章表記には諸説あるようですので、その内の一つだということをご理解の上お読みください。

「宜しく」という書き方は間違い?

もともと「よろしく」というのは「相手に便宜をはかってもらう」という意味です。その便宜から「宜」が当て字として使われ「宜しく」となったという説ですので、「宜しく」という書き方はただの当て字なので、間違ってはいないが、推奨はされていない書き方となります。

「頂く」と「いただく」

「いただく」も理由なく漢字にされていることが多いですが、正しい使い方があります。

「原稿を頂く」の「頂く」は「もらう」という動詞としての役割ですので漢字が正解ですが、「ご覧いただく」の場合は補助動詞としての役割で、「〜してもらう」の尊敬語となるのでひらがなが正解となります。

普段よく使う「確認させていただきます」という文も、上記の理由からひらがなが正解となりますので皆さんご注意ください。

※補助動詞:他の語について補助的な役割をはたすもので、その動詞が本来持っている意味ではないもの。

「下さい」と「ください」

「ください」も漢字表記をよく目にしますが、間違って使われていることが多いと思います。

正しい書き方は上記の「いただく」と同じになるのですが、念のため説明させていただくと、
「領収書を下さい」の「下さい」は「くれ」の尊敬語という動詞としての役割ですので漢字が正解ですが、「お飲みください」といった補助動詞の場合はひらがなが正解となります。

普段よく使う「ご確認ください」という書き方も、上記の理由からひらがなが正解となりますので、「いただく」と同様にご注意ください。

「有難う御座います」もひらがなが正解!

「ありがとうございます」という言葉は「有り難い」、つまり「めったにないこと=謝意」というのが語源らしいのですが、このような挨拶言葉は語源が持つ本来の意味が薄くなり、一つの言葉となっています。「こんにちは(今日は)」「さようなら(然様ならば)」なども同様に漢字を使って語源の意味を文字で表現する必要はなく、そのままひらがなで書くのが通常となっています。

そして「御座います」はこの場合補助動詞にあたりますので、「ありがとうございます」と書くのが正解となります。

まとめ

動詞は漢字で補助動詞はひらがな、そして当て字で意味が変わっているものは基本的にはひらがなで書くようにする。というのが正解ではないかと思います。
ただし、読みやすさを考えて漢字やひらがなをルールを無視して使うのはアリだと思います。ルール通りに使っていても読みにくければ本末転倒だと思いますので。

以上、涼しくなることが嬉しくもあり悲しくもある、夏とスポーツが大好きな今井でした。