Date: 2021/08/01

論理的思考トレーニングのすゝめ-ロジックツリーをフル活用せよ-

AND SPACEに入って10ヶ月ほどが過ぎました。まだまだ新入社員だと自分では思ってるジェシーでございます。派手髪マーケターをしております。態度がでかいです。声もでかいです。だいたいどこにいても飛び道具扱いです。

記念すべきブログ初投稿!!で何を書こうか迷ったのですが、見た目がパッパラパー(!)なので、少し真面目なブログを書いてギャップ萌えを狙ってみようと思います。
ちなみにギャップ萌えされた方からのジェシーへの交際依頼はHPのお問い合わせフォームから年中無休で受け付けていますので是非。
遠慮せずに。
さぁ!さぁ!
あまりふざけているとシャチョーに焼き入れられそうなのでちゃんとします←

さて、今回のブログでは論理的思考について少しお話できればと思います。
色んなところでよく聞きますよね。論理的思考。
Googleで”論理的思考”で検索すると約1,500万件の検索結果が出てきます。 Amazonの本カテゴリーで”論理的思考”で検索すると1,000件以上の本があるみたいです。
つまりそれだけ論理的思考が重要で沢山の人が言及しているキーワードということです。

このブログでは「論理的思考」の必要性と論理的思考を身につけるトレーニング方法について、自他ともに認める超ロジカル人間のジェシーがテンポよく、わかりやすく紹介できればと思います。

ビジネスシーンでの重要な土台となる論理的思考とは

論理的思考とは一言で言うと「物事・事象を筋道立てて体系化し、複雑化された構造をシンプルに矛盾のないように整理していく思考方法」です。 要素を順に分解していく、または逆に積み上げていくので、「垂直思考」とも言われます。
論理的思考という考え方 ロジカルシンキングと言われることもあり、同じような思考のフレームワークにラテラルシンキング(水平思考)とクリティカルシンキング(批判的思考)と呼ばれるものがあります。
一度に紹介するとややこしいので、ラテラルシンキングとクリティカルシンキングについてはまたの機会にブログを書きます。

論理的思考ってなんでそんなに大事なの?

「君の説明はさっぱりわからん!もっとこうロジカルに順序だてて説明できないのか!!」
上司に怒られる際に圧倒的に耳にする機会が多いセリフがこちらではないでしょうか?このセリフでわかるように、論理的思考を身につけないと相手に正しく自分の考えを伝えることが難しくなります。
コミュニケーションはビジネスの基本です。商談・プレゼン・社内稟議・社内業務と全ての企業活動において必ず発生するのがコミュニケーションです。
また、昨今ではテレワークを導入される企業も増えてきています。テレワークにおいて、メインのコミュニケーションはチャットなどでのテキストコミュニケーションとなります。テキストコミュニケーションでは口頭でのコミュニケーション以上に情報を整理して相手に正しく伝えるスキルが求められます。
「あいつ何言ってるかわからんねん」とならない為にも、論理的思考で物事を考え、整理する癖づけを行っていくことがとても重要なんですよ。マジで。

余談ですが、整理されていない文章を読むのは相手が何を言いたいのか理解するのに凄く労力がかかります。正直めっちゃ面倒なので、忙しい時は対応を後回しにしてしまいがちになります(ボソッ

ロジックツリーで物事を考えよう

ロジックツリーの基本構造 横文字が多くて大変申し訳ないです(笑)日本語では「樹形図」とも言われますね。家系図を横にしたようなイメージをもってください。
ロジックツリーは、「事象をツリー状に分解していくフレームワーク」です。構造はとてもシンプルで一番左の要素から右へどんどん細分化していきます。
また、ロジックツリーには大きく分けて4つの使い方があります。
  • Why(原因追求ツリー)
  • How(問題解決ツリー)
  • What(要素分解ツリー)
  • KPIツリー
4つのロジックツリー 4つの使い方とは言っても、何を分解するかと何の為に情報を整理するかの目的が変わるだけで基本的な使い方、考え方は同じです。
決められた正しい答えのない問題や事象に日々対応しないといけないビジネスの世界において、ロジックツリーというフレームワークを使いこなせればとても強い味方になってくれます。

ロジックツリーを使いこなす

使いこなすって言うても実際にどうやって使うねん。というお話になりますよね。それではいくつか実際の業務を想定して例を挙げて説明していきたいと思います。

タスク分解でロジックツリーを活用する

タスクが発生した場合、いきなり取り組むのはナンセンスです。
作業工程がどれくらいあるのか、それぞれの作業工程をどんなスケジュールで進めないといけないのかを把握しないで取り組むと、段取りや調整がうまくいかなかったり、準備不足によるクオリティの低下などが発生するリスクが出てきます。
「仕事ができる」と言われる人は、このタスク分解が上手にできる人が多いように思います。
例えば、期日までに提案資料を作らないといけないとします。ここで必要になるのはタスクという要素を細分化していく「要素分解ツリー」です。
提案資料の作成を行うには、まず構成とデザインの2つが必要になります。さらに、構成やデザインを作るには事前準備が必要です。
提案書作成をタスク分解したのが下記のロジックツリー図となります。 タスク分解 提案書作成という一つのタスクが沢山の要素で構成されているのがわかりますよね。
また、要素を分解することで「これは○○さんにお願いしよう」「ココとココは同時並行で〇日までに準備が必要だ」というように分担の割り振りやスケジュール管理にも非常に役立ちます。

ミスをなくすためにロジックツリーを活用する

人が行うことなので、仕事にはミスリスクが必ず発生します。ミスが起きた時には上司や取引先に原因と対策を報告することが必要になります。
例として、顧客への入金額が間違ってしまうという経理上発生しがちなミスについて「原因追及」と「問題解決」のツリーを用いて整理したいと思います。
ミスの対策 画像を見てわかるように、原因を整理し、それぞれに対しての対策案を洗い出すことで根本にある課題が一目で理解できます。
人的要因の場合は人である以上完全なミスへの対策にはならない為、環境要因を優先的に対応し、「仕組み化」することがミスの対策には重要です。
今回の事例だと、アナログ処理によって計算ミスが発生しているため、まずはそのアナログ処理自体をやめないと永遠にミスリスクはなくなりません。
人に計算させてんじゃねぇよ。ツール入れやがれ!」とまぁ非常にシンプルな解決方法となります。

論理的思考×経験値=直観力

論理的思考の対角にあるのが直観力(ひらめき)と言われることが多いですが、ジェシーはそうは思いません。勿論一部の天才と言われる方は本当に直感で最適解を導き出せると思います。
ですが、「あの人は瞬時に判断している」「瞬発力が凄い」と言われるほとんどの方の場合は、論理的思考が身についていて、さらに判断材料となる経験の引き出しがとても多いため、まるで直感で判断しているようなスピードで物事を整理・解決できるのだと思います。人間版スーパーコンピューターな訳ですよ。

つまり、直観力も後天的に身につけることが可能であると言えます。
そのためにはやはり日々の反復練習が必要です。ぜひとも意識して論理的に思考する癖をつけていただければと思います。

見た目の割に超真面目なブログを書いてしまい、少し後悔しているジェシーでした(笑)

あ。繰り返しになりますが、ジェシーへの交際申込はお問い合わせフォームからどうぞ♪

おや、誰か来たようだ…
次回無事にブログに現れることが出来るのか!?乞うご期待(笑)

ジェシー

この記事を書いた人

パンチの効いた見た目と喋り声は、一度会ったら忘れられなくさせるための事業戦略。それは、圧倒的クライアント主義・シンプル思考・アウトプット120%で向き合うマーケティングの仕事でも心がけている。直視できないほど力強い瞳の奥には、ものごとを分析するサブカルからビジネスまでの幅広い知見と、古き良きヴィンテージものを愛する奥深さが潜んでいる。社員のパフォーマンスUPと会社の生産性UPのためにやってきたジェシーの本名は「◯島」ですが、愛称で呼ばれている理由は、古き良き思い出だからそっとしておいて…。