アール・デコ 【Art Déco】

【読み:あーる・でこ】

アール・デコとは、1910年代半ばから1930年代にかけて、パリを中心に西欧で流行した装飾様式である。

一般的にアール・ヌーヴォーとは対極的な幾何学図形をモチーフにした記号的表現や、原色による対比表現などが特徴。

工業製品、近代都市生活といったものが生まれた時代へ移り変わりに伴い機械を思わせる、装飾を排除した機能的・実用的なフォルムが新時代の美意識として様式化した。