ABテスト

【読み:えーびーてすと】

ABテストとは、2つ以上の施策を比較検討する手法のこと。
広告業界では主にインターネットマーケティングにて行われており、A案・B案などの複数の広告を展開し、効果計測をする際に使われる言葉。
ABテストというので2案を想定される場合もあるが、3案以上でもABテストと呼称する。
wikipediaでは以下の基準が設けられている。

ABテストとは無基準にAとBをとりあえず作成して比較し判断する、という意味ではない。ABテストとは、コントロール(統制下)グループに対して、テスト(試し)グループをチャレンジさせて比較するというのが本来の主旨と意味となる。コントロールグループという「基準」がなければ、季節変動などの純粋なクリエイティブ要素以外の変動要因が判断つかないために、科学的とは言えない。テストしたい対象以外の影響を最小にするために、コントロールグループという概念が必須なのである。

ただし、広告においてはデザインや掲載内容の違うものを複数制作し、制作者や担当者の感覚ではなく、実際に運用して結果が良いものを残し、さらにテストを繰り返すといった手法のことを指すことが多い。
webは比較的安価でテストを行いやすいため、どちらが良いか色々と議論をするコストよりも両方テストしてしまった方が、コスト面でも収益面でも良いことが多いため、今後より認知度が増していく言葉と思われる。