ブランドエクイティ 【Brand Equity】

【読み:ぶらんどえくいてぃ】

ブランドエクイティとは、ブランドの持つ資産の集合体を表す。様々な商品において、ブランドが商品の値段や価値に大きな影響を与えているケースは数多くある。このように、ブランドが消費者に与える目には見えない価値を表したものがブランドエクイティという概念である。
この概念は、カリフォルニア大学バークレー校の研究者であったデイビッド・アーカーが提唱したもので、「ブランドの名前やシンボルと結びついたブランドの資産(あるいは負債)の集合であり、製品やサービスの価値を増大させるもの」と定義されている。
ブランドが持つプラスの側面だけでなく、マイナスの側面も含めた総合的な価値を表しているのが特徴である。
特に、「ブランド認知」「知覚品質」「ブランド・イメージ」「ブランド・ロイヤルティ」の4つにグループわけが可能であるとされている。