シズル感

【読み:しずるかん】

シズル感とは、食品の活きが良く、食欲をそそるおいしそうな様子のこと。主に料理撮影などの現場で使われることが多い。
語源は肉が焼ける際のジュージューという音を表す英語、「シズル(sizzel)」から。
シズル(sizzle)はステーキなどの肉を焼き、肉汁がしたたり落ちている状態を指し、そこから転じて「みずみずしさ」や「温度感」などの、ユーザーが欲しくなる(食べたくなる)生っぽさの演出を指すことが多い。
見る人の五感を刺激する状態の表現としても用いられ、最近では食品のみならず、「瑞々しさ」といった意味でリアルで臨場感のある様子を指すこともある。
また、「美味しそうさ」や「臨場感」を指す場合が多いが、料理以外でも車のスピード感を指す場合などもあり、使う人物によってかなり幅のある言葉である。

MEMO

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