ハレーション 【halation】
【読み:はれーしょん】
ハレーションとは、カメラのレンズ内に強い光が直接入射した際に起こる「白とびの現象」を指す写真用語である。
主に太陽光や照明の影響により、撮影した写真の画面の一部が白くぼやけたり、周囲が白く濁ったりする。
フィルムカメラ時代の用語として定着し、「光暈(こううん)」とも呼ばれる。
ハレーションを起こさないための方法として、撮影アングルや採光量を工夫したり、レンズフードを使用するなどの対策がある。
元の写真用語の意味から派生し、ビジネスの現場では、「何も考えられない無気力な状態」や「周囲に悪影響を及ぼす存在・事象」などの意味で使用されることもある。