恐怖訴求 【fear appeal】
【読み:キョウフソキュウ】
恐怖訴求とは、ユーザーの危機感や不安感に訴えかけることを軸にアピールすること。ユーザーの恐怖感・危機感・不安感に訴えかけ、引き出すことで「商品やサービスを買わなければマイナスなことが起こる」と感じさせることによって行動を促す訴求方法。
「顔は便座より汚い」「地震対策してますか?」「耳が痒い原因は脳溢血の前兆かも?」「食生活が10年後の毛根に影響します!」「保険非加入だったことが人生の分かれ目に…」などのキャッチコピーが使われる訴求方法が該当する。
インパクトを与えることや、問題をスピーディーに分かりやすく伝えることができる点では効果的な方法であるため、チラシ・LP(ランディングページ)・ダイレクトメール等の一瞬でユーザーの目を止めることが求められる広告に使用されることが多い。
しかし、恐怖訴求には「誇大広告になる場合がある」・「読んでいて不安感がある」ため不快だと感じるユーザーもいる等の問題もあるので安易に思いつくことはできるが、使用は慎重にするべき訴求方法とも言える。