撞着語法 【oxymoron】
【読み:どうちゃくごほう】
撞着語法とは、修辞技法(レトリック)のひとつで、意味が矛盾する言葉を意図的に結びつける表現方法である。「対義結合」とも呼ぶ。
論理的に矛盾する複数の言葉をかけ合わせることで、人の目や興味をひく表現となり、謎めき・意表・皮肉・深意などの印象を抱かすことができる。
「負けるが勝ち」「小さな巨人」などが一般的な撞着語法の例だが、それぞれの価値観や偏見により成り立つ撞着語として「愚かな神」「悲しい結婚式」「長髪の僧侶」などがある。
また、ロックバンド「Mr.Children」、お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」も撞着語法を用いて命名されている。