天王寺区社協
こどもの居場所
冊子デザイン

  • #グラフィック
Client
天王寺区社会福祉協議会

家でも学校でもない、
子どもたちのためのサードプレイス

大阪市天王寺区社会福祉協議会とは、地域にお住まいの方々や福祉関係機関、専門家、行政機関、当事者組織に加え、社会福祉法にも規定された民間団体です。誰もが安心して生活できる「福祉のまちづくり」を目指しており、数多くある活動内容のひとつとして、こどもの居場所活動という支援があります。

こどもの居場所とは、天王寺区内外の各地で活動している支援団体です。子どもたちが自由に過ごすことができる、家でも学校でもない第3の居場所になるための活動をしています。今回は区内外を含めた20団体のこどもの居場所を紹介する、「コドモノミカタマップ」を制作しました。

地域と子どもたちの繋がりを
明るくのびのびとしたデザインで表現

メインカラーにイエロー、アクセントカラーアクセントカラー(強調色)とは、まとまった配色に対して使用されている色と対照的で目立つような色を少量配色に加える色をことを指す。 特に明度差のある色や相対的な色を選ぶと、より明確な効果が得られる。 アクセントカラーに対して、もっとも面積が大きい色をベースカラー(基調色)といい、次に面積の大きい色をアソートカラーと呼ぶ。にグリーンを加えて、明るく元気な印象になるように仕上げました。さらに親しみやすいテイストのイラストやデザインを加えて、子どもらしくのびのびとした雰囲気を目指しました。

メインビジュアルでは、地域全体で助け合いながら子育てをしている天王寺区の人々の繋がりと一体感が感じられるようなデザインを目指しました。

ジャンル別にアイコンを配置し、
アクセントと情報整理に活用

中面は団体の紹介になるため、テキスト量が多くなってしまい、読み手が必要としている情報を見逃してしまう可能性があります。そのため、情報整理とデザインのアクセントを兼ねてアイコンアイコンとは、パソコンやスマホの操作画面でファイルの内容やソフトの機能などをイラストや図、記号などで表現したものである。 アイコンは、見た目で機能がわかりやすいように、機能や対象が何を表しているのか直感的に連想しやすいようにデザインされている。 また、最近ではSNSなどのプロフィール画面で使用する「プロフィール画像」のことを「アイコン」と呼ぶこともある。を設置することにしました。支援内容を4つのジャンルに分け、それぞれに合ったデザインを使用しています。

また、地図に番号を振り、読み手が団体の詳細を追いやすくなるよう工夫しました。地域にお住まいの保護者の方が、自宅近辺にどんな団体があるのかを確認しやすくなっています。