総本山永観堂禅林寺 京阪京橋駅デジタルサイネージ

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総本山永観堂禅林寺

青もみじの季節の参拝者増へ
ポスター+交通広告の二刀流で

もみじの名所として有名な京都・総本山永観堂禅林寺は、毎年春〜初夏の閑散期に「新緑シーズン」の魅力を発信するプロモーションプロモーションとは、企業や団体の製品及びサービスの認知の向上や理解・好意・購入意向を高める活動のこと。 例えば「商品Aの販促プロモーション」と表現した場合、商品Aの売上増加を目的に、webサイト・店頭コミュニケーション・DM・リスティング広告・ノベルティ制作・サンプリングなどの販促活動全体を指すことが多い。 マーケティングの基本となる4P「プロダクト(製品・商品)、プライス(価格)、プロモーション(促進)、プレイス(流通)」の一角を担う。を行っています。

2022年は、ポスター制作と同時に、京阪電車「京橋駅」中央改札に設置のデジタルサイネージにも広告出稿し、5月からの4ヵ月間、不特定多数の人々へ「青もみじ」の季節の参拝を喚起しました。

放映時間15秒を意識して
縦長の迫力を活かしたデザインに

京阪京橋駅中央改札のデジタルサイネージは、60インチの液晶画面を縦置き・2段積みした形式で、幅748mm×高さ2658.8mmの大きさです。

デザイン制作に入る前段階として、実際に現地を訪れ、サイズ感や映写される各種広告の視認性視認性とは、目でデザインを見たときに認識しやすいかどうかの度合いを指す。瞬間的な判断で認識できるものに対して「視認性が高い」「視認性に優れている」と言い、またその反対で認識しづらいものに対して「視認性が低い」といった使い方をする。などを確認し、放映時間15秒のチャンスを最大限に活かすための策を練りました。

その結果、ポスターのデザインを簡易リサイズした同デザインの広告を2段積みするのではなく、縦長でこそ迫力の出る全面デザインで永観堂の新緑をアピールすることにしました。

見頃の先入観を逆手に取った
新たな「気づき」を与える広告コピー

一般的に、もみじの見頃は、「紅葉」する11月中旬から12月初旬との認識が圧倒的多数です。

だからこそ、その時期に参拝者が集中することになるのですが、今回のデジタルサイネージでは、その先入観を逆手に取り、新たな「気づき」を与えることができるキャッチコピーキャッチコピーとは、人の注意を引く宣伝文句のこと。 チラシ・パンフレット・ホームページ・CMなど、あらゆる媒体で使われ、基本的には広告においてキャッチコピーは必ず必要なもの。 キャッチフレーズと呼ばれる場合もあり、コンセプトコピーと同義語として扱われる場合もある。「もう、見頃。」を採用しました。

また、京阪側6面とJR側6面のデザインをまったく異なる趣とし、写真版とイラスト版の放映を1ヵ月置きに交互にする工夫も行いました。