制作実績
日本ノズル コーポレートサイト FV動画
- Client
- 日本ノズル株式会社
自社の技術力を知ってもらうため
紡糸ノズルの製造現場を初公開
日本ノズル様は昭和3年に創業した、化学繊維を生産するために必要な「紡糸ノズル」を製造する国内最古の専門メーカーです。化学繊維用紡糸ノズルの国内シェアで1位・2位を争う地位を確立しています。
そんな日本ノズル様のコーポレートサイトのリニューアルを担当し、その際にサイトのファーストビューファーストビューとは、ブラウザーでWebサイトを表示したときに、最初にユーザーの目に入る範囲のことである。ユーザーのモニター解像度や、ブラウザーのツールバーの設定有無、使用デバイスなどで領域や見え方は変化する。Webサイトを表示したときに必ず見える位置にあるため、広告掲載エリアとしても重要度が高い。や企業説明会、商談で使用することを目的とした動画を制作させていただきました。
日本ノズル様の強みは、世界最高レベルの技術と製品クオリティ、そして何十年と培ってきた経験とノウハウです。それらはすべて製造現場の環境に集約され、技術者たちに継承されています。ですので、同社を動画で表現するにあたって、現場環境や作業風景の開示は不可欠です。
しかし、製造業は技術やノウハウが奪われるという心配があるため、今までは製造現場を公開しないことが当たり前となっていました。
そこで改めて現場の開示に対して話し合ったのですが、実際の現状として、隠していてもどこからか情報が漏れて技術が奪われ真似をされてしまうという状況でした。だったら、隠してしまってアピールできずにチャンスを逃すより、企業秘密以外を開示して、自社の強みである技術や設備をアピールすべく、製造現場を公開してしまおうという結論にいたり、撮影が決定しました。
伝わりにくかった機械の動きや製造工程が
映像で見せることで圧倒的に伝わるようになった
「紡糸ノズルの製造」や「繊維を作るノズル」、「不織布を製造する機械」など、皆さんご存知ですか?言葉で聞いて想像つきますか?
繊維製造の世界は普段の生活で関わることがないので、名称を聞いただけではわからない人がほとんどだと思いますし、説明を聞いてもいまいち理解しにくいと思います。
そんな説明しにくいものが、映像一つあれば圧倒的に伝わりやすくなり、格段に理解が深まります。
これが実際に効果を発揮するのが採用関連と同業以外の人への説明です。
例えば、採用に関する合同説明会で動画を見せながら説明するだけで、事業と業務内容を理解してもらえますし、広告制作の場合などでも説明を簡略化することが可能です。
実際の撮影は、製造工場での撮影になれているカメラマンをアサインアサインとは、何かしらの役割や担当に「任命する」という意味で使う言葉である。 「今回はAさんをプロジェクトマネージャーへアサインします」や「今回アサインしたメンバーは5名です」といった使い方をする。 本来は関係性や状況によって、任命、就任、指名、選考、参加など使い分けなくてはいけない言葉たちを言い分けずに使えるため、便利な単語として重宝される。したこともあって、かなりスムーズで順調な撮影となりました。
男なら誰しもがテンションが上がるような工業系の製造現場で、関係者全員が男性だったこともあり、終始楽しんで撮影させていただけましたし、撮影だけじゃなくいい経験をさせていただきました。
撮影した映像がNHKで使用されました!
後日談ですが、コーポレートサイト公開後にコロナの影響で不織布マスクに注目が集まり、不織布製造の特集がNHKで組まれることになったのですが、その番組内で同社の不織布製造装置の映像を貸してほしいというオファーがあり、今回撮影した映像がテレビデビューを果たしました!
おそらくNHKの担当者が「不織布 製造」で検索されて同社のサイトを見てオファーされたのだと思いますが、結果的に日本ノズル様の中で明るいニュースの一つになったみたいですので、目的とは違いますが動画制作を行ってよかったなと思えた瞬間でした。
日本ノズルコーポレートサイト
https://www.nippon-nz.com/