昭和精工 リクルート冊子

  • #グラフィック
Client
昭和精工株式会社

手に取りやすい求人専用パンフレットで
工業系青少年の「働きたい」をあと押し

「ベアリング部品」や「リダクションギア」などのパーツを製造する昭和精工は、大阪・岸和田を中心に国内外8拠点を構えるグローバル企業です。

ものづくりの担い手となる人材の採用は、求人広告媒体を定期的に利用する方法が主流でしたが、恒常的な採用ブランディング「ブランド」というのは、ある商品を別の類似した商品から区別するための一連の要素である。商品のデザインやシンボルマーク、ブランドロゴ、商標、名称、キャッチフレーズ、記号など、様々な要素が組み合わさってブランドを形作る。そして、そのような「ブランド」を消費者に認知させ、市場におけるニーズを知り自社(製品、商品)の強み・ポジションを明確化するのが「ブランディング」という活動である。の必要性を課題とされていました。

リクルートに特化した12ページ立て冊子の制作は、先行納品したリクルートサイトの内容を軸に再構成。

工業高校や専門学校が主な配布先になることから、工業系の職に興味を持つ若者世代に“刺さる”デザインを心がけました。

工業製品のカッコよさを際立たせる
グラフィカルなアイコンデザイン

興味関心をひく最初のポイントは、表紙です。

主力製品や職人のイメージ写真を使用した“定番系”の表紙ではなく、手に取って読み進めてみたいと思ってもらえるインパクトを重視しました。

ベアリングなど工業製品の計算され尽くした造形は、それだけ美しいもの。

昭和精工の代表的な製品をもとに、シンプルなグラフィックでアイコンアイコンとは、パソコンやスマホの操作画面でファイルの内容やソフトの機能などをイラストや図、記号などで表現したものである。 アイコンは、見た目で機能がわかりやすいように、機能や対象が何を表しているのか直感的に連想しやすいようにデザインされている。 また、最近ではSNSなどのプロフィール画面で使用する「プロフィール画像」のことを「アイコン」と呼ぶこともある。化することで、仕事の魅力が伝わるようデザインしました。

他社の冊子と並んでも埋もれない
「イエロー」をキーカラーに

冊子のキーカラーには、ベアリングなどの金属製品や工場の写真が映え、他社の冊子と並んでも目立つように「イエロー」を採用。

表紙には、PP加工PP加工とは、ラミネート加工の一種で、PolyPropylene(ポリプロピレン)加工のことである。印刷した用紙にポリプロピレンフィルムを圧着させ、表面に光沢を出すことができ、用紙保護の効果もある。を施すことで“しっかり感”を加え、長期の使用や保管も想定した耐久性を持たせました。

21cmスクエアに仕上げたサイズ感、緩急のあるデザイン、ストレスなく読めるページ構成により、採用現場で即戦力となるパンフレットパンフレットとは、複数枚の紙を綴じた小冊子のこと。また、綴じ方は簡易的なもので、製本されたものはこれに当てはまらない。 稀にリーフレットと同じ扱いとされることもあるが、リーフレットは1枚の用紙を2つ折りや3つ折りにした印刷物のことを指すため別物である。が仕上がりました。

昭和精工 リクルートサイト
http://www.showaseiko-osaka.co.jp/recruit/