アール・ヌーヴォー 【Art Nouveau】

【読み:あーる・ぬーゔぉー】

アール・ヌーヴォーとは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、フランス・ベルギーを中心にヨーロッパで流行した芸術活動、及び芸術様式である。
花や植物など自然、ロココ様式、異国趣味などに由来した、左右非対称の有機的な曲線が特徴的である。
1900年のパリ万博で隆盛を極めた後、第二次世界大戦後に流行したモダニズムの時代には時代遅れの様式となったが、
1960年代、コレクターたちの間で再熱し、グラフィックアートやテキスタイルの分野として復活した。
代表的な芸術家に、ミエール・ガレ、チャールズ・レニー・マッキントッシュ、アルフォンス・ミュシャ、ルネ・ラリックなど。