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Date: 2019/10/21

SEO記事ライティングマニュアル

【目次】

Googleの検索順位は何で決まるのか?

ユーザーはなぜ検索をするのか?

ユーザーにとって有益で、利便性の高い記事とは?

(1)ブログテーマに沿ったキーワードの候補を取得する

(2)キーワード選び

(3)今回選んだキーワードで実際に検索してみる

(4)(3)で抱いた疑問点について、検索エンジンやQ&Aサイトで調べる

(5)記事の全体構成をつくる

(6)構成案にあわせて本文を作成

(7)書いた記事の読み返し

記事を書くうえで意識しておきたいこと

Googleの検索順位は何で決まるのか?

さまざまな要因があると考えられますが、正式には公開されていません。
ただひとつ明確にされているのは、Googleは検索エンジンを使うユーザーの満足を一番に考えているということ。
Googleはより多くのユーザーに自社の検索エンジンを使ってもらいたいと考えていて、ユーザーから「Googleで検索したらすべて解決する」と思ってもらいたいのです。
だから、ユーザーにとって有益で、利便性の高い記事を検索結果の上位に表示させます
つまり、逆に言うと、そのような記事を書けば、Google検索で上位表示を獲得できるということです。

ユーザーはなぜ検索をするのか?

「◯◯について調べたい」
「◯◯の場所を知りたい」
「◯◯が欲しい(買いたい)」

ユーザーは、
✕ 記事を読みたい
◯ 情報が知りたい

ユーザーは検索をしたいわけでも記事を読みたいわけでもなく、自分の悩みを解決したり、願望を叶えたいだけです。
だから、記事を書くうえでは、
・ユーザーはコンテンツをじっくり読み込んではくれない
・パッと見て、「自分が探している情報がないな」と思うとすぐに離脱する
ということを覚えておきましょう。

ユーザーにとって有益で、利便性の高い記事とは?

ユーザーが求めているのは
・自分の悩みが一発で解決するコンテンツ
・自分の願望がすぐに叶うコンテンツ

つまり、知りたい情報がわかりやすく整理されているコンテンツです。

具体的には、

キーワードの裏にあるユーザーの検索意図と記事の内容が合致していること
(どんな情報を求めて、そのキーワードを検索したのかを、正しく理解できていること)
段落構成が整っていて、文章の言い回しも簡潔でわかりやすいこと
(流し読みでも記事全体の概要がわかることが理想)
他サイトをコピーした内容ではなく、オリジナルの情報であること
(検索結果に同じような内容の記事ばかりを表示させても、ユーザーの役に立たないから)
「これだけ読めば知りたかったことが全部わかる」というぐらいに詳細に書かれた記事でありながら、内容にムダがないこと
発信している情報に客観性があり、信頼できること

つまり、そのキーワードで検索したユーザーが、記事を読んで120%満足できる内容に仕上げていくことが大切です
GoogleのSEO対策に有効だとされている細かな項目(キーワードの入れ方や文章構成、本文の文字数など)も、すべてユーザー目線を徹底した結果、ベストとされていることなので、基本的には「ユーザーに価値のある情報を届けよう」という意識で記事を作ればOKです。

記事ライティング手順

(1)ブログテーマに沿ったキーワードの候補を取得する

①サジェストキーワード一括取得ツールで関連キーワードを洗い出す。

「サジェストキーワード」とは、GoogleやYahoo!の検索画面にキーワードを入力したときに、予測変換のように表示されるキーワードのことです。
ツールを使えばそれらを一括で取得することができます。

・『グッドキーワード』https://goodkeyword.net/

スクリーンショット 2019-10-17 11.23.32

・『関連キーワード取得ツール』https://www.related-keywords.com/

スクリーンショット 2019-10-17 11.35.24

②『Googleキーワードプランナー』を使い、①で挙げた各キーワードの月間検索数を調べる。

・『Googleキーワードプランナー』 https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/ スクリーンショット 2019-10-17 11.40.20

スクリーンショット 2019-10-17 11.44.51

③キーワードプランナーの調査結果をExcelデータでダウンロードし、検索数順に並び替える。

(2)キーワード選び

③のキーワード候補の中から、今回記事にするキーワードを選びます。
キーワードを選ぶ際には、月間検索数を参考にします。
メジャーなキーワードほど月間検索数が多く、ライバル記事も多い。
ニッチなキーワードは月間検索数が少なく、ライバル記事も少なくなる。

  メジャーなキーワード
例:「大阪 観光」
ニッチなキーワード
例:「新世界 串カツ 行列 待ち時間」

キーワードの単語数
少ない 多い
月間検索数 多い 少ない
ライバル記事数 多い 少ない
検索上位表示 難しい
一時的に上位表示ができてもすぐにライバル記事に抜かされたりと、順位が安定しない。
狙いやすい
ライバル記事が少ないので長期にわたって検索上位に留まりやすい。
記事内容 キーワードが示す範囲が広いので、浅く広い総合的な情報を提供する記事になる。 キーワードがピンポイントで、書くべき記事内容が明確になりやすく、狭く深い記事になる。
記事作成のしやすさ リライト元の記事が多く存在するので、比較的書きやすいが、ライバルとの記事内容の差別化が難しい。 参考になるネタ元が少なく、情報収集は大変になるが、まとまった情報を発信しているサイトが少ない分、ユーザーにとって有益な内容の記事を作ることができる。
記事公開後の
アクセス数
月間検索数が多いキーワードなので、上位表示できればたくさんのアクセス数を稼げる記事になる。一方、上位表示できなければ、検索ンジンからのアクセスはほとんど集められない。 月間検索数が少ないキーワードなので、莫大なアクセス数を稼ぐ記事にはならないが、毎月一定数のアクセスを安定的に獲得できる記事になる。
(ロングテールキーワード)

記事を書くのに慣れていない最初のうちは、月間検索数が数百〜1000ほどのニッチなキーワードの方が、書くべき記事内容が明確で、文章構成も考えやすいのでおすすめです。
ライバル記事が少ないキーワードを選べば上位表示もしやすくなります。

(3)今回選んだキーワードで実際に検索してみる

キーワードを決めたら、そのキーワードで実際に検索してみて、以下の項目を意識しながら上位10〜20サイトすべてにざっと目を通していきます。

・どんなジャンル(ハウツー、事例紹介、用語説明…など)のコンテンツが多いか?
・どんなタイトルの記事が上位に来ているか?
・よく出てくるキーワードは?
・どんな記事構成か?
・どんなテーマで記事がかかれているか?
・このキーワードで検索する人はどんなことが知りたくて検索したのか?
・このキーワードで検索する人はどんな悩みを持った人なのか?
・ユーザーがこのキーワードを検索したあとに取る行動は何か?

だいたい10サイトほど読んでみると、上記の内容が理解できてきます。
そうしたら、その次は、既存の記事には足りていない情報や新しい切り口を拾っていきます。
記事を読んでいると、「これってどういう意味?」とか「この場合はどうなるの?」とか「◯◯の情報もあった方が良いな」などと感じる部分がでてくるので、気づいたことをメモをしながら、たくさんの記事を読み進めてください。

(4)(3)の記事から感じた疑問点や別の切り口について、検索エンジンやQ&Aサイト等で調べてみる

Yahoo!知恵袋』や『教えて!Goo』などの質問サイトで検索し、閲覧回数の多いトピックスの内容をチェックします。
疑問を持っている人が一定数存在するにも関わらず、まだちゃんとした記事が作られていないようなネタを見つけられれば、それはとても良い記事テーマだと言えます。

(5)記事の全体構成をつくる

(4)までで情報収集ができたら、ネタは十分に揃っていると思うので、次はいよいよ記事作成に進みます。
記事作成時の注意点としては、いきなり本文から書き始めないことです。
なぜなら、記事の全体構成(仮の記事タイトルや仮の見出し)をつくってから本文を書かないと、話が途中で脱線したり、選んだキーワードと本文の内容がズレてしまいがちだからです。

記事作成の順番としては、
[キーワードを決める]→[記事内で伝えたい結論(これが記事タイトルに該当する)を決める]
→[結論に向かって話の流れ(これが見出しに該当する)を決める]→[各小見出しの本文を書いていく] という順番になります。

記事の全体構成は次のようなイメージです。

構成案

タイトルと見出しをざっと読んだだけでも記事全体の内容を把握できるのが理想です。
基本的なユーザーの動きとして、最初からいきなり本文を読み始めることは少なく、ページ全体をざっとスクロールして内容を確認したうえで、読み込むかどうかを決めているからです。
また、キーワードに対するSEO効果の強さは、
記事タイトル>大見出し>小見出し>本文 の順に強くなるので、
タイトルや見出しに、不自然ではない程度にキーワードを盛り込む。

《タイトルの付け方》

・タイトルは長すぎると検索結果の画面上で切れてしまうので、32文字以内におさめる。(ブラウザによっては32文字でも切れてしまう場合があるので、できれば28文字以内が理想)
キーワードはなるべくタイトルの前半に盛り込む。(前にあるほどSEO効果が高い)
・SEOを意識しすぎたタイトル(キーワードが不自然に詰め込まれたタイトル)は人間には響かないので、キャッチーでクリックしたくなるようなタイトルを心がける。
・一文でまとめると読みにくくなる場合は、二文にわける。

タイトル例:
✕新世界の串カツはすごく並ぶので事前予約をしよう!
△新世界の串カツの待ち時間は?事前予約は可能?
◯【新世界の串カツ】待ち時間と予約ができる店をご紹介
◯待ち時間50分!新世界の串カツは事前予約がおすすめ

下のタイトルになるほど一文が短いので読みやすく、内容が具体的。

《見出しの付け方》

不自然ではない程度にキーワードを入れ込むことを意識する。例えば、キーワードを直接入れるのではなく、共起語(キーワードの関連語や言い換えた単語)を活用する。

・各見出しでその章の結論を述べてしまって良い。ウェブの文章の場合、見出しで結論が先にわかった方が続きを読んでもらいやすい。

見出し例:
✕行列に並ばなくて済む方法
△行列に並ばずに串カツを食べるなら?
◯「だるま」「いっとく」なら事前予約が可能

下の見出しになるほど内容が具体的&キーワード数が多く含まれている。

(6)構成案にあわせて本文を作成

各見出しの内容に沿って、本文の原稿を作成します。

・本文の文字数は1記事あたり2000〜5000字程度を目指す。

・しかし、あくまでも重要なのは中身。文字数が多くても内容が薄かったり、ダラダラと冗長な言い回しになっていると、かえってマイナスです。

・現在同じキーワードで上位表示している記事を上回る記事を目指しましょう。「どのサイトよりも詳しく、わかりやすい記事を書く!」という意識で記事を作れば良いものになります。

・ユーザーは必ずしも冒頭から読み始めるとは限らないので、ページ途中から読んでも理解できるような文章が理想です。指示語(これ・あれ・それ)はなるべく使わないようにしましょう。

・読みやすさやユーザーに与える印象を考えて、漢字とひらがなの割合・バランスを調整します。

・基本的には「ですます調」で書きます。

・どんな人が読む文章か、ターゲット層に合わせた文体にしましょう。(口語調など)

・難しい単語や専門用語についても、ターゲット層に応じて、使う・使わないを考えます。

・文字を強調したり(カッコ囲み、太字、色変更など)や箇条書きを上手く使って、文章を見やすく整理しましょう。

・一文が長くなりすぎないように気をつけ、長くなる場合は二文に分けてください。

他サイトの文章のコピーは厳禁!内容を参考にするのはOKですが、オリジナルの文章で書いてください。他サイトからのコピーや流用が発覚すると、著作権の問題や SEO ペナルティを受けることになってしまいます。

(7)書いた記事の読み返し

記事が完成したら、おかしな部分はないか、また、価値のある記事になっているか、何度も読んで確認しましょう。
以下の点をチェックしてください。

《記事作成後のチェックポイント》

・誤字脱字はないか?

・何度も読み返さなくてもすっと理解できる文章になっているか?

・どこにでもありそうな記事内容ではないか?

・タイトルや見出しと本文の内容がズレていないか?

・信憑性のある内容か?

・論理展開が飛躍していないか?

佐々木

この記事を書いた人

きっちり系おしとやか美人ライターと見せかけて、実際はツッコミ気質の関西人。印刷会社の営業と取材ライターを経験後、独立。外注先を通じてAND SPACEを紹介され、現在はディレクションとコピーライティングをおこなっている。熱しやすく冷めやすいミーハータイプ。そのため、特定の分野だけ妙に詳しく、ライティングに活かしたり、活かさなかったり…。飲み歩きの毎日から身につけた社交性を武器に、人に焦点を当てた取材とコピーを得意としている。