Date: 2018/10/27

【ジャニヲタが】メンズ地下アイドルの現場に参戦してみた。

こんにちは。あれ、私ってもしかしてイケメンが好きなんじゃ…!?と思い始めたmilkです。
突然ですがみなさん、「地下アイドル」という存在はご存知でしょうか?
 

地下アイドルとは、メディアにはほとんど露出せず、LIVEやイベントなど中心に活動するアイドルのこと。比較的小規模なライブなことが多い。

 
皆さんが知っていそうなアイドルですと、BiSHやでんぱ組.incは地下アイドルから人気を博し、メジャーデビューしています。
昨今は、Twitterでかわいいな〜と思ってフォローしていた女の子がいつの間にか地下アイドルになっていたり、友達の友達はアイドル、みたいなアイドルが溢れる地下アイドル戦国時代になりました。
 
地下アイドルが盛り上がる中、実は今「メンズアイドル」がじわじわと人気を博してきているのです。
前置きが長くなりましたが、今回は、先日初めてメンズアイドルの現場に潜入したジャニヲタが、メンズアイドルの現場って一体どうなのよ!というところに主観ではありますが、突っ込んでいきたいと思います。
 

まず。

現在のメンズ地下アイドル総グループ数は調べた限りで約20グループ。地方や結成してまもないグループもありますので、総数ではもっと多いと思われます。
 

集客はどんな感じ?

元ジャニーズJr.や元々SNSで人気があったメンバーが在籍しているグループなども存在するため、そういったグループは結成当時からヲタクがついている場合が見受けられます。中には地道にストリートで集客するグループもありますし、無銭ライブなどを積極的にしているグループもあります。どんなグループにもヲタクは存在しますが、「顔のランクが高い」「ライブが面白い」または全体的なクオリテイが高いグループが人気を博しているように感じます。
 

ライブは実際どうなの?

「楽しい」の一言でした。いろんなグループを見ましたが、ライブ中心のアイドルということもあり全体的にライブで盛り上がりやすい曲調が多く、真似しやすい振り付けや掛け声が特徴的でした。グループによってジャニーズ風やK−POP風、EXILE系など分かれてはいましたが、上記の部分は共通してあったように感じます。
どのグループも、ダンス、歌共に「見てられない」と思う部分はなく、ステージに立つ者としてのマナーというか、努力がとても感じられ好感が持てました。
ヲタク側はみなキンブレを2本持ちし、地下特有の「推しが歌っているところで推しに向かってキンブレを∞のように振る」というパフォーマンスを見せてくれました。キンブレを持っているだけでも一体感が生まれ、ライブに楽しく参加することができます。
 
ライブの大まかな流れとしては、ライブからの特典会になっていて、私が参戦したライブはたくさんのグループがいたためすべてのグループの特典会を最後にまとめてしまい、最後まで見させる、ライブ会場に留まらせる、という手法をとっていました。=すべての出演者を見せることができる、ワンドリンクでは喉が乾くためライブハウスでの飲食を行う、という点で演者側もライブハウス側も利益が出るようにしているのですね。
そんな長いのであれば、ライブ会場を一旦出ればいいのでは?と感じるかもしれせんが、前半時間のみ再入場可になっておりそれ以降はチケット代と同じ料金がかかってしまうため、一旦出る方は少ないように感じました。
 

特典会ってなに?

特典会とは、わかりやすくいうと物販のことです。
CDやTシャツ、タオルやチェキ券などを販売しています。地下アイドルの稼ぎ時です!得に「チェキ」はヲタクの命をかけた戦いになるのです‥。
 

チェキって?どんなことするの?

チェキとは「撮ったその場でプリントが楽しめるインスタントカメラ」。
ポイントカードぐらいのサイズ感で、味のある感じの写りをしています。基本は推しと2ショットを撮ることができ、ポーズも指定可能です。(女性地下アイドルの場合ポーズ規制が多い)ちゅうなどの粘膜接触は不可能ですが、あるグループだと指越しにちゅうをしたりお姫様だっこをしたりするなど、かなり過激な接触も‥。チェキの時間はグループやチェキを何枚撮るかによりますが一人あたり大体5分〜10分程度。その間に、「どんなポーズする〜?」「最近何してる〜」「どこどこ行ったよ!」などの世間話を二人っきりですることになります。
推しを指定できる場合は大体1500円程度、チェキくじで2ショットが撮れるか不確定の場合は500円くらいなど、様々です。
体感した感じ、500円出して不確定より、1500円出して確実に推しと撮れるほうがいいので私はお金を積みますね。
ジャニヲタの私は、推しと触れ合えて推しを目の前にして名前を呼んでくれる幸せがすごすぎて失神するかと思いました。
 

地下アイドルの特徴、SNS。

メジャーデビューしているアイドルなども活発に活動しているSNS。メジャーになるとリプの返しが規制されていたり、厳しいところではファボも規制されている場合もあるようです。
その点、わりかし自由がきくのが地下アイドル。SNSのリプはもちろん、TwitterやInstagramのDM機能も使えたりなど、アイドルとヲタクがかなり近い存在であることがわかります。
それゆえ、返事が来なかった、他のヲタクと対応が違うなどの問題が発生しヲタクが揉める、病むといった傾向があるように感じます。
 
ライブに参戦してみて感じたことは、
・結構ちゃんとアイドルをしている
・チェキ時間が長い
・本当に、本当に男前
 
ジャニース以外の現場に行くと、新しい発見などが多いので、気になるものはどんどん行ってみようと思います。とりあえず次は、WACK系アイドル「GANG PARADE」の現場に行きます。
WACK系は面白く格好良く、ぶっ飛んだ最高にCOOLなアーティストが多いのでみなさんも一度是非聞いてみてください。
 
(できて間もないグループだったりすると公式サイトがなかったりするので、ANDSPACEでぜひ‥と思っている。)
 
以上、ホストには絶対に行かないぞ!と決意したmilkでした。

山田 早佑梨

この記事を書いた人

パッと見は、「不思議の国」から飛び出してきたおバカキャラや、おませなギャルに見られがち。だけど本当は、誰かを支えることや誰かの役に立つことが上手な、目配り・気配り・心配りの国のアリス。その献身的な姿勢は、高校野球のマネージャー、メイドカフェ店員、下着メーカーの社長秘書、BAR AND SPACEのバーテンダーを経験してきたからこそ培われたもの。バーテンとして入社してから約3年。制作現場へコンバートした存在は、変わらずみんなのマスコットであり、結局カワイイもの全般に目がない、軟体あおによし。