こんにちは、milkです。
突然ですがみなさん、「スタンダップコメディ」ってご存知ですか?
私はついこの間まで全く知らない世界で、会社のイベントで目の当たりにしたのが出会いでした。
軽く衝撃を受けました、こんな文化があっただなんて、と。
自分の無知さに絶望しながらも知れた喜びに打ちひしがれました。
しかし、シンプルに「おもしろい!」と感じたので、今回はそもそもスタンダップコメディってなんなんだ?どこを面白いと思った?なんてところまで紹介させていただきます!
そもそも「スタンダップコメディ」って?
主に英語圏で取り扱われるコメディで、マイクを片手に観客の前でわぁわぁと喋る芸人さんとそれを座って聞く観客、というスタイルです。
それだけ聞くと日本でいう「漫談」のように感じますが、一方的に喋る漫談と明らかに違う点は「基本的に観客との対話形式である」というところ。
観客に話しかけたりというシーンも多々見受けられます。
基本的に話す題材はジョークや人間観察、ユーモラスな物語や政治、宗教、人種差別まで幅広く取り扱いブラックユーモア多めにしゃべるのが特徴です。
社会風刺など、時には人情話などもあるので内容的には日本の漫談と似ています。
主にどこでやってる?
海外では主に、ナイトクラブやパブ、バーレスク、大学や劇場と、本当に幅広い場所で繰り広げられています。
テレビ番組などでもたくさん取り上げられていて、Netflixにはたくさんのスタンダップコメディ作品が上がっています。
日本では「日本スタンダップコメディ協会」という協会があり、定期的に新宿の紀伊国屋ホールでショーが行われています。(今現在は感染症の関係で行われていないようです。)
公演以外にもイベントのゲスト出演等で拝見できる機会はあるかとは思いますが、海外に比べて圧倒的にやっている場所が少ないのはなぜでしょう。
文化の違いは、笑いのツボに大きく関わる
Netflixにたくさん上がるほど海外では人気のあるスタンダップコメディですが、なぜ日本でそんなに知名度がなく、イマイチ伸び切らないのか。
それは「文化の違い」にあると私は考えます。
たまに、「邦画は見るけど洋画は見ない」っていう方いませんか?
その方になぜかと理由を聞くと、
「なんでこのジョークを言ったのかとか、なんでここでポップコーンなんて食べてるんだ?とか、知らない文化だから理解できないところが多くて感情移入ができないから」
という回答が返ってきたのですが、これは今回の件でも当てはまる気がしていて。
海外のスタンダップコメディ番組を少し拝見しましたが、確かにジョークが分からない部分が多くて「?」となる部分があり、それが続くと少し退屈に感じてしまうのが、原因なのかも…なんて。
ただ、日本のスタンダップコメディはもちろん分かりやすいので一度見てみることをオススメします。
楽しくて笑っちゃう勉強方法
さて、そんなスタンダップコメディの何がそんなに良かったのかという点ですが、「勉強になる」これです。
面白かったことはもちろんなんですが、内容的にかなり勉強になりました。
勉強になるといっても、「頭が良い」という分類のものではなくて、「知識が広がる」という分類です。
たくさんのお話をしてくださるので、くだらない豆知識から為になることまでさまざまな知識が得られて、それで笑えるなんて個人的には最高の勉強方法です。
知識も経験もなんにもない私からしたら、楽しくて仕方がない勉強方法のひとつです。
ただ、スタンダップコメディはかなり個人の主観も入ってくるので、「それが絶対正しいことなんだ!」と頭に刷り込ませるんではなくて、「こういう考え方もあるんだな」と自分の中にプロファイリングしていくのが良いかもしれませんね。
まとめ
本場のスタンダップコメディはNetflixにたくさん番組が上がっていますし、日本でも公演等行われていますので、みなさまぜひ一度触れてみてください。
レッツ楽しくお勉強!
山田 早佑梨
この記事を書いた人パッと見は、「不思議の国」から飛び出してきたおバカキャラや、おませなギャルに見られがち。だけど本当は、誰かを支えることや誰かの役に立つことが上手な、目配り・気配り・心配りの国のアリス。その献身的な姿勢は、高校野球のマネージャー、メイドカフェ店員、下着メーカーの社長秘書、BAR AND SPACEのバーテンダーを経験してきたからこそ培われたもの。バーテンとして入社してから約3年。制作現場へコンバートした存在は、変わらずみんなのマスコットであり、結局カワイイもの全般に目がない、軟体あおによし。