Date: 2021/08/08

21歳新入社員が再び「たまごっち」を育ててみて感じたこと

 

 

はじめまして、今年の4月からアンドスペースに入社いたしました新入社員の深谷です!

アンドスペースに入社をしてからは毎日初めての経験や学びがあり、とても充溢しているなーと感じております。入社をしてから4ヶ月が経ちましたが、人に喜んでもらえる良いデザイン作るぞー!と言う思いと、まだまだ分からないことばかりで私全然だめじゃん。。もっと上手くなりたい!感情が忙しい毎日です。そんな中でも自分を奮い立たせてくれる素敵な先輩方に日々支えられながら勉強させていただいております。

 
入社と同時に人生初の一人暮らしも始まって、慣れないことにこちらも初めは多々振り回されました。勧誘に断りきれず契約させられたり、コインランドリーの使い方が分からず、洗ってもないまま乾燥機に入れてしまい、10分間ただただ乾燥機を涙を堪えながら眺めていたり。。多くて書ききれませんが、今では一人暮らしにも会社にもだいぶ慣れてきました。笑

 
 

すっかり前置きが長くなってしまいごめんなさい、今回初めてのブログのテーマはそんな慣れない生活、寂しかった一人暮らしの日々の中で何か生き物と生活して癒されたいな〜でも生き物を飼える余裕はまだないしなそんな思いから電池一つで掌サイズで飼えるペット懐かしの「たまごっち」を同居人として再びお迎えした時のお話です

 

まず、たまごっちをよく知らない方のために説明を軽ーく載せておきます。

たまごっちとは

最初の登場は1996年。バンダイから発売され女子高生を中心にブームを巻き起こしたデジタルケータイペットゲームです。
画面の中に登場する「たまごっち」と呼ばれるキャラクターにえさを与えたり、糞の掃除をしたり「たまごっち」と遊んだりしながら育てていく。こまめにコミュニケーションをとっていれば機嫌がいいが、えさをやり忘れたり、糞の掃除が滞ったりすると機嫌が悪くなり最悪の場合には死ぬこともある。こうして育てていくと、ある程度時間が経てば「おやじっち」や「にょろっち」など様々なキャラクターに変身したりします。どのキャラクターになるかは、キャラクターのその時の体重や機嫌に左右されるようも設定されています

たまごっちを育てるメリット

実際に「たまごっち」をこの年で再び育ててみて感じたメリットは
・餌代がかからない
・癒される
・誰にも迷惑をかけない

たまごっちを育てるデメリット

実際に「たまごっち」をこの年で再び育ててみて感じたデメリットは
・通知がうるさい
・ミニゲームの数が少なすぎて飽きる
・すぐに病気になる
・すぐに死ぬ

 
 

など私が再びたまごっちを育ててみた感想としては結論デメリットの方が多く続かないでした。しかしこれはゲーム側の問題ではなく明らかに自分が成長してしまったこと+たまごっち世界と生活時間が合わないことも大きく関係すると思います。
なぜなら日中、仕事上全く触らない為仕事から帰ってくると糞が溜まりに溜まって、必ずと言っていいほど奴らは病気or死んでしまいます。

たまごっちの進化

今回私が共に生活してみたたまごっちは従来のものに新たに赤外線機能がついた2004年発売の「かえってきた!たまごっちプラス」(これは私が幼少期に遊んでいたものと全く同じものです)と言う商品でしたが、このブログをきっかけに現在販売されているたまごっちについて調べたところその進化っぷりが凄まじいことがわかりました。
以前私が使っていたものは同じ機種を持っている人と通信機能がついているだけだったのに対して、現在の最新たまごっちは、まずモニターがカラー!さらにスマートフォンと連動させてアイテムやキャラをゲットできるんだそうです。以前は少なかったキャラの種類もいろんな育て方によってどんどん見た目も変わるそう。などなど。。現在のたまごっちの広告イメージキャラクターがNiziu!ってことにもほんと驚きです。笑

たまごっちってUIデザイン?

そんなこんなで話はすっかりたまごっちだらけになってしまいましたが、最新のたまごっちを調べていてふと気がついたことがありました。
あれボタンは昔と全然かわんないじゃん。
たまごっちといえば下側にボタンが3つついているだけのシンプルなデザインだったのですがその形状はモニターがカラーになって機能も追加された現在でも全くそのまま残っていたのです。その理由を今回私なりに少し考えてみた際に、以前WEBデザインをやった時に上司に教えていただいたUIデザインを思い出しました。UIデザインとは、ユーザーインターフェース(User interface)デザインの略称で、「ユーザー」と「システムやサービス」との接点を意味する言葉です。快適な操作性や、視認性に優れたレイアウト、知りたい情報に素早くアクセスできる検索性能の高さなど、ユーザーが「使いやすい」と感じられるサービスであることを意味し、その中でここからは私の見解になりますが、このたまごっちは複雑な説明が理解出来ない小さなお子様が多く利用する為、感覚的に操作ができるように極限にまで操作を単純化し使いやすいこの形が残ったのではないかなと思いました。

 
 

例えば実際にたまごっちのボタン基本操作は、
・一番左 が選択
・真ん中が決定
・一番右がキャンセル&戻るになっています。


WEBデザインを行う際にはUI「OK」と「キャンセル」、ボタンの配置順がある程度決まっていることをアンドスペースに入ってから初めて知って、ボタンの順序についてはWindows User Experience Guidelines、Apple Human Interface Guidelines、Google Android Guidelinesとそれぞれ異なるようですが、今回のこのたまごっちがWindowsのプラットフォーム「Cancel」が常にOKボタンの右側にある形を搭載していたら少し面白いなと思いました。

なんだか本当にまだなんの知識もないピヨっこデザイナーのただの独り言ブログみたいになってしまったのですが、ここまでもし読んでくだっさた方がいましたら心から感謝申し上げます。こんな感じで毎日必死に生きて、自分の生活の中にも多くの素晴らしいデザインがありふれていることを日々実感する毎日です。これからもいろんなものに目を向けて経験してたくさん成長していきたいです!

深谷

この記事を書いた人

京都東山の麓で育ち、京都随一の美術高校を卒業した経歴を持つ、はんなりデザイナー。昔からクソ真面目な性格で、学校が提示した課題のさらに上をいくデザインや企画を作り上げるため、持ち前の行動力を発揮してきた。学生時代のインターンを経て、AND SPACEの一員として社会人デビュー。ポップなテイストやイラストを使ったデザインが個人的好みだが、クライアントの要望や案件の質に合わせたデザインも、おこしやす。打楽器歴9年の京女は、とにもかくにも打たれ強い。一見さんも断りません。よろしゅうおたのもうします。