もしもキャンプ場が平日の集客をもっと増やしたくなったら

Date: 2022/06/03

キャンプ場の平日利用者を増やすサービスアイデア3つ+1

こんにちは、デザイナー・ディレクターの今井です。
数年前から世間ではキャンプブームが続いてますね。
流行りに乗っかりたいわけじゃないんですが、アウトドアの雰囲気とか好きなんで、僕もキャンプをやってみようと思って数ヶ月前から道具を買い揃え始めました。

道具が最低限揃ってきたので、いざキャンプ場を予約しようとネットで調べたんですが、キャンプ場の予約って簡単に取れないんですね!予約状況を見るだけで、世間でどれだけキャンプが流行っているかを実感しました。

でも予約がいっぱいなのは土曜日だけなんですよね。人気のキャンプ場でも平日は余裕で予約できる状態なんです。全く予約がないわけじゃないと思うんですが、おそらく結構スカスカだと思います。なんか勿体ないですよね。
土日が忙しすぎて平日は空いてる方がキャンプ場的には都合がいいのかも知れませんが、せっかく使えるなら平日も集客したいですよね。平日も稼げるようになれば設備も良くできるし、環境が良くなればさらに来場者が増えるし、雇用も増えるし、とてもいい好循環を生み出せると思います。

ってことで今回は平日のキャンプ場活用アイデアを考えてみました!

UI/UXについての記事でも書こうかなって思ってたんですが、もう少しゆるい内容にしたいと思って急遽考えたアイデアなんで、厳しい意見とかなしでゆるい感じでご覧ください。

ちなみに、部分的に真面目に考えてますが基本的には適当な妄想レベルですので、真剣にアイデアを求めて読まないようにご注意ください。(ほんまにただの思いつきなんで…)

アイデアその1
キャンプ場をオフィスとして使ってもらう
自然の中でリモートワーク【リソートワーク】

コロナをきっかけにリモートワークが当たり前になり、ネット回線と静かな空間とバッテリーなど最低限の設備さえあればどこでも働けるようになりました。
そんな働き方の常識が変化した現代なら可能なんじゃないかと思って考えたのがこのアイデア。
キャンプ場を働く場所として使う超リモートワーク「リソートワーク」。
※「リモート」「リゾート」「外」の3つをかけ合わせてます。(せっかくなんで一応解説)

キャンプ場が用意する設備

  • ネット回線(回線速度が速ければ最高!)
  • 電源(1日使える程度のポータブルバッテリーでもOK)
  • アウトドアテーブルとアウトドアチェア(デスクワークがしやすい高さのもの)
  • タープとテント(張ってあげる)
  • マットと寝袋(宿泊利用者にレンタル)
  • コンロとコーヒーセット(必要な人にレンタル)

※焚き火台や調理器具、食材などは必須じゃないので、お客さんに持参してもらえばOK。

オプションサービス

  • コーヒー(本格的なコーヒーを1杯4〜500円ぐらいで販売)
  • 軽食やおやつ(ホットサンドや手作りクッキーなどキャンプっぽいもの)

体験者が得られるもの

  • 縛られていない開放感
  • 平日に遊んでいるような優越感
  • 自然の中で働くスキル
  • ストレス解消

課題

  • たぶん仕事が手に付かない(複数人は特にやばい)
  • リラックスしすぎてオンラインミーティングについていけない
  • 夏はいろいろ厳しい(避暑地的なキャンプ場なら全然OK)

アイデアその2
1ヶ月間キャンプ場を家として使ってもらう
月間契約キャンプ場【毎日キャンプ】

キャンプって普通は土日や大型連休に行うので、いわゆるレジャー的なものですよね。
あえてそれを普段の生活にしてしまおうと考えたのが「キャンプ場マンスリーパック」です!
1ヶ月契約でキャンプ場を利用してもらい、テントを家として、キャンプ場から出社してキャンプ場に帰るという生活スタイルです。ワイルドですね。なんかロマンがありますよね。

普段の生活の流れ

  1. 起床
  2. 自然を感じながら朝食
  3. 出社
  4. 仕事
  5. キャンプ場への帰り道で買い物とお風呂(温泉)
  6. テントで晩ご飯
  7. 焚き火をしながらお酒でも飲んでくつろぐ
  8. 就寝

1ヶ月間この生活で過ごしたら、少し人生観が変わりそうですよね。なんとなく。

キャンプ場が準備する設備

  • キャンプ道具一式(テント、寝袋、マット、焚き火台、テーブル、チェアなど)
  • ネット回線やバッテリーは無しで、あえてアナログな生活を満喫してもらいましょう。

体験者が得られるもの

  • 普段と違う生活環境での新鮮さ
  • 自然との一体感
  • 健康的な睡眠(きっと早寝早起きになる)
  • テント生活スキル
  • キャンプノウハウ
  • オンオフがはっきりする

課題

  • 病気の時はやばい(管理人が世話をするか一旦帰ってもらいましょう)
  • 3週目ぐらいからいろんな不便なことが面倒くさくなるかも

アイデアその3
キャンプ場に会議室を作って自然の中で会議をしよう!
【壁のない会議室】

会議って自分の立場を気にしたり、上司の目が気になったり、そもそも会議という空気感が重かったりして発言しにくくないですか?
上司がピリついてたり緊張感がありすぎる環境だと良い意見は出にくいし、いい空気感の会議なんて難しいですよね。

そこで考えたのがこのサービス!
単純にキャンプ場を会議室として使ってもらおうというサービスなんですが、キャンプ場だと自然と穏やかな気持になってピリついた空気感なんて出せないと思うんですよ。
それにキャンプ場ってだけで少し楽しい気持ちになるし、普段よりくだけた話もしやすくて自然といい雰囲気がつくれると思うんです。
ざっくばらんに意見を出し合いながら距離も近づいて、企画やデザインを考える会議にはとてもおすすめだと思います。

宣伝方法としてはSNS広告やHPへの掲載、アウトドアイベントでのブース出展やチラシの配布なんかも良さそうですね。

キャンプ場が準備する設備

  • ネット回線(回線速度が速ければ最高!)
  • 電源(1日使える程度のポータブルバッテリーでもOK)
  • 大きめのアウトドアテーブルとアウトドアチェア
  • タープや日陰を作れるテント

オプションサービス

  • コーヒー(本格的なコーヒーを1杯数百円で販売)
  • 軽食やおやつ(ホットサンドや手作りクッキーなどキャンプっぽいものがベスト)

体験者が得られるもの

  • 楽しい会議
  • 良い意見が出る可能性
  • 従業員同士の少しの絆(やり方による)

課題

  • キャンプ場に行くのが面倒くさい
  • 最悪の場合、ゆるい空気過ぎてまともな意見が出ない
  • 余談が増えて会議時間がかなり延びる
  • リラックスしすぎて中高年は寝てしまう恐れがある
  • やっぱり夏はいろいろ厳しい

番外編イベント
キャンプをしてお金が貰える
キャンプ道具レビューイベント【リアルレビュー】

最後に平日用のイベントじゃないんですが、最近考えてた自分が本当にやってほしいイベントアイデアを紹介します。

キャンプを始めるにあたって、まずどんな道具を買えばいいのか皆さん悩みませんか?
テントとかイス・テーブル、焚き火台や寝具関係など、どれもこだわるとそれなりの金額になるので、微妙だったときに簡単に買い換えられないんですよね。
僕も悩みながらネットで情報収集して、キャンプ系ユーチューバーの動画を漁って、アルペンアウトドアに足を運んでと、結構な労力を費やしました。

その中で一番参考になったのはYouTubeなんですけど、やっぱり動画だけでは細かい部分がわからないんで、なかなか決断まではいかないんです。

そこで考えたのがこのイベントです!

イベント概要

ベテランキャンパーを集めていつも通りにキャンプをしてもらい、そこにイベントの来場者がお邪魔して、愛用してる私物を見せてもらったり使用した感想を聞かせてもらって道具を揃える参考にさせてもらう。
要するに、YouTubeと店舗の合体のようなもので、YouTubeほど解説は無いけど店舗よりリアルに体感できるというイベントです。

キャッシュポイント

キャッシュポイントは来場者からの入場料で、それをキャンプ場とキャンパーで分ける。
たくさん儲けることが目的ではないので、稼ぎはそこまで大きな額にはならないと思います。

それぞれが得られるもの

キャンパー側

大好きなキャンプをしながら自分の好きな物を説明するだけでお金がもらえる

来場者

いろんなキャンプ用品のリアルなレビューが聞けて購入の際の参考にできる
(自分的にはこれが目的)

キャンプ場

入場料を稼ぎながら施設のことを知ってもらい、将来のキャンパーへの認知も獲得できる

全員がwinwinなイベントになるんじゃないかと想像しています。あくまでも想像です。

【まとめ】

以上が僕が思いつきで考えた、予約が少ない平日のキャンプ場活用アイデア(妄想)です。
もっと細かく詰めないといけない部分はたくさんありますが、アイデア出しレベルならこんな感じで十分じゃないでしょうか。
もし1つでも「こんなのあればいいな」と共感してもらえたら、右下のSNSボタンから「シェア」とか「いいね」などぜひお願いします!
ひとまず早くキャンプ道具を揃えて、この夏には家族キャンプデビューしたいと思います。
つまらないアイデアに最後までお付き合いいただきありがとうございました。

今井

この記事を書いた人

幼少期に鎌鼬に腕を斬られた男(本人談)。学生時代はバスケに没頭。得意な絵と、好きなスポーツで仕事がしたいと考え、専門学校卒業後はバスケグッズメーカーに入社。2年間勤めた後転職し、2社目で谷川と出会う。デザイン部部長まで出世するも、独立のため退職。谷川から外注として仕事を受ける中、声をかけられ入社、現在に至る。全てにおいて信頼が厚く面倒見がよい。ディレクション力の更なる向上を目指し、日々仕事に取り組んでいる。