納品時に使える 差分ファイルを簡単に作成できる便利なアプリ「scone Diff」

「scone Diff」は、差分ファイルを抽出するためのアプリ。
WEB制作していると差分ファイルだけ下さいって言われることがしばしばあります。
更新ファイルが少ない時ならまだしも画像ファイルまで含まれるともう、、大変です。
さくっと納品ファイルを作成したい。今日は、そんな時のWeb制作者のためのアプリをご紹介いたします。

scone Diffの特徴

「scone Diff」はWin版/Mac版 両方ある国産アプリ。
無料版でも十分な機能が備わっていますが、さらに高機能の有料版（960円）がリリースされています。

無料版でできること

• 必要なファイルだけまとめて作成可能
• 指定した日時以降に変更・追加されたファイルを抽出
• 抽出したファイルは、フォルダ構造を保持したまま別の場所にコピー可
• 納品時のファイルリストまで作成してくれます

有料版でできること

• 指定した日時以前に変更・追加されたファイルを抽出可能
• 除外するファイルを指定できる
• フィルタ機能で拡張子でファイルを絞り込んで抽出、あるいは除外が可能
• 正規表現を用いて絞り込むことも可能

Scone Diffのダウンロード

「scone Diff」は、下記のURLからダウンロードしてください。

https://sconeapp.com/diff/

上は、無料版。下は、有料版になっています。

インストール

Mac版はApp Storeからインストールできます。

通常のアプリと同じなのでダウンロード後はアプリケーションフォルダにインストールされます。

scone Diffの使い方

無料版でも機能は十分なので、今回は無料版の使い方をご紹介します。
起動後の画面。UIもシンプルで好みです。

使い方もシンプルです。難しい操作もなく簡単に抽出できます。

1. 調べたいフォルダを指定する
2. 変更した日時を指定し、基準となるファルダを指定する
3. 差分を検索

フォルダ指定もドラッグ&ドロップで簡単です。

納品・差分ファイルの抽出方法

1. 出力先フォルダを指定する
2. 抽出する

これで納品ファイルが指定フォルダにコピーできます。

ファイルリストを作成する

納品ファイル作成後、抽出ボタンの右の「…」をクリックします。

これでパス一覧がコピーされます。あとは、エディターにペーストしてテキストファイルを作成します。

まとめ

以上、操作も簡単で手間なく納品ファイルを作りたい時にとても便利なアプリをご紹介いたしました。
納品時以外でも、2人以上での作業でできた差分を統合するときにも使えますね。