♫ 赤〜青〜黄色の〜衣装をつけた〜、てんとう虫が〜しゃっしゃ〜り出て〜、サンバ〜に合わせて〜踊りだす〜♫
(チェリッシュ『てんとう虫のサンバ』/1973年)
森の小さな教会で結婚式を挙げるような小洒落たカップルなんて、一体どれだけいるんでしょうか…?
実にステキですけどね。雰囲気もあって、虫たちも鳥たちもお祝いにかけつけてくれるなんて、とってもステキですけどね。
どうも。AND SPACEのコピーライター兼ディレクター兼長距離ドライバーの橋田でございます。
今回は、てんとう虫がサンバを踊りだすらしい「結婚式」の二次会をテーマに“しゃしゃり出たろう”と思います。
幹事や司会のオファーを受けた方向けの分厚い『ゼクシィ』やと思って、どうぞ最後までお付き合いください。
(長距離ドライバーの肩書きについては、♫ 理由なーんて聞かないでーよねー)
積み重ねた幹事経験は20回 結婚式二次会の“段取り屋”
長渕剛が「人生の大きな大きな舞台」と綴った結婚式の1日は、挙式・披露宴があった後、新郎新婦の友人や同世代の同僚が集まる「二次会」へと進む流れがド定番です。
そして、この二次会を取り仕切るのが、新郎新婦それぞれの友人代表の寄せ集めで組織する「幹事」です。
実はわたくし、お招きいただいた結婚式の二次会で「幹事」を経験すること合計20回。しかも、そのぜんぶでMC(司会)を務めてきました。
結婚報告と二次会幹事の依頼が、いつも“セット”になり…
デビュー戦はちょうど10年前。24歳の真夏。母校・宮津高校野球部時代のエースからのオファーでした。
そこから、野球部の同期はもちろん、大学時代の友人、草野球のチームメイトなどから“結婚報告”が入る度、二次会幹事の依頼がセットで舞い込んでくることに…。「御意」や「承知」なんていつも二つ返事をしていたら、結婚ラッシュと同時に“ダブルワーク化”する羽目になってました。
あと、依頼が10回に迫るあたりから感じてました。頼む側の気持ちはおそらく、「橋田に頼みたい」じゃなく、「橋田にやらせとこ」だったと思うのです。そりゃ、しゃーないか。うん、しゃーないね。
段取り次第で、二次会はもっと上手く回せるはずだから
時代が平成から令和にかわって、同世代の友人からの“結婚報告”も鳴りを潜めるようになりました。だから、わたしの出番は、もうここまで。
それでも毎週末、いたるところで「結婚式二次会」は開かれていて、寄せ集めの幹事軍団が“てんやわんや”していることでしょう。
正直、幹事ってめんどくさいことも多いし、司会ってどうしたらいいかわからないしって思ってる人は多いはず…。だからきっと、段取りの立て方のコツとか、進行のポイントとか、気の利いたアイデアとかを知るチャンスがあったら、“もっと上手く会を回せるかもしれないね”って、心から思ってます。
幹事・司会のオファーを受けたあなたへ、コツの“おすそ分け”
そこで今回は、場所も規模もバラバラな過去20回の二次会幹事・司会の経験から、わたくしめが勝手に決めつけて、じわじわブラッシュアップして、なにがあろうと実践していた心得や法則を一挙公開します!
結婚式を控えた友人から「二次会の幹事お願い!」「二次会で司会してくれへん?」って無茶ぶられたあなたへ、勇気と希望と自信を少しでも“おすそ分け”できたら、今まで“しゃしゃり出てきた(しゃしゃり出されてきた)”意味もあったと思うんだ…。
過去最大人数の二次会は、参加者の総勢115人。東京・代官山での立食形式のMCでした。
探したら出てきたその時の写真。もう5年も前。若いね、やっぱり。
さて、だいぶ前置きばかりが長くなって参りました。が、しかし、今回のネタは、結婚式二次会当日までの“前置き(事前準備)”が大事なんだぞと言う話です。
これより語る二次会幹事・司会の心得と法則15項目は、次のカテゴリに分けてお伝えします。
■ 大前提編 / No.1〜4
■ 組織づくり編 / No.5〜7
■ タイムテーブル編 / No.8〜11
■ MC編 / No.12〜15
それでは大変長らくお待たせいたしました。新郎新婦の入場です。
皆さま、盛大な拍手でお迎えください。
♥♥♥♥♥ 大前提編 ♥♥♥♥♥
1.結婚式二次会の「ゲスト」は新郎新婦のふたり
段取りは一から任せとけ!のスタンスで
挙式・披露宴は、新郎新婦とその両家がゲストである参列者を“おもてなし”する場です。
では、二次会はどうか。招待するのは本人たちであっても、会の主役であり、ゲストでもあるのは新郎新婦です。
もし、幹事を頼まれたのなら、まずはこの大前提に立つこと。気を張ってばっかの披露宴後に少々お疲れ気味の新郎新婦を“招く側&もてなす側”のスタンスで、「段取りは一から任せとけ!」と、覚悟を決めましょう。当日の成功率なんて、80%ありゃ十分。臆さずドンと構えていきましょ。
※新郎新婦どちらかもしくは両方のこだわりが極端に強い場合は、折り合いをつけつつ、意向を反映する姿勢を忘れずに。
2.段取りの「主導権」はできるだけ早めに握ること
会場選びの途中くらいでのオファーがベスト
結婚式二次会の会場や時間は、挙式・披露宴の日程と場所が決まってから考え始めるものです。
幹事や司会のオファーがくるのは、二次会の会場が決まってからが大半ですが、「この辺でやりたいと思っててー、複数の候補で悩んでんねん」くらいのタイミングで話を振られるのがベストだと、つくづく思います。
披露宴からのインターバルを無視した開始時間とか、カッツカツの会費の額が決まった後だと、やれることも限られてしまいますからね…。
あくまでも新郎新婦はゲスト。本人たちには「挙式や披露宴の準備で大変でしょ?」「二次会のことまで頭回んないでしょ?」くらい強気でふっかけて、できるだけ早い段階で幹事側が主導権を握ってしまうのが、成功率を上げるポイントです。
3.二次会会場の担当者にも「安心感」をアピっとこう
ファーストコンタクトは早め早めに尽きる
二次会の会場担当者が不安になる一番の理由。それは、新郎新婦のレスポンスが悪くて、なかなか当日の予定がハッキリしないことです。
だからこそ、主導権はさっさと幹事が握ってしまって、さっさと現地のロケハンに行って、担当者と一緒になって当日の段取りを詰めていくことが効果的です。
会場担当者と早めにグッとお近づきになるメリット。それは、少々無理なお願いを聞いてもらいやすくなることと、当日の時間オーバーや不測の事態もおおめに見てくれること。始動やファーストコンタクトは、早め早めに尽きます。野球の盗塁も、できるだけリードは大きめの方が成功しやすいからね。
どうも新郎新婦がのんびりしてそうなタイプなら、なおさらさっさと段取りの一切を盗んでしまいなさいって話。会場担当者は、「ちゃんとしてる幹事さんたち」って分かると、ほんとに安心しますから。
4.結婚式はどこまでも“女の子のお祭り”だと肝に銘じる
レディファーストの段取り・座席・メニューを最優先
人生のビッグイベントたる「結婚式」は、やっぱり、どこまでも女の子のお祭り。
これは、花嫁さんだけじゃなく、お洒落して赤・青・黄色の衣装をつけた女性のゲストのみんなにも言えることです。
だって、だって、友人の結婚式で涙ちょちょぎれてる男を見たことありますか??朝から美容院に行って髪型バッチリ決めてくる男がいますか??
“レディーファースト”は、二次会もそう。幹事や司会をする時の大前提として、欠かせないキーワードです。
例えば、新郎よりも新婦の意向を優先する、新婦を驚かすサプライズを新郎に用意させる、高砂に近いテーブルは新婦の友人を優先させる、女の子が喜ぶメニューでかためる…とか。
間違っても、ただノリだけよくて酒好きな新郎の中学や高校の連れベースで物事を考えるのは、危険極まりないぞ。
♥♥♥♥♥ 組織づくり編 ♥♥♥♥♥
5.新婦側の幹事の“やる気MAX”には要注意
親友レベルの女性幹事には「やってほしいこと」の線引きを
「結婚式は女の子のお祭り」とは言いましたけど、新婦側の幹事がめちゃくちゃ仲良しな“親友クラス”だった場合、新郎側の幹事には注意が必要です。
たいがい、新婦に近すぎるマブダチは、「新婦の◯◯のためになんでもやってあげたい」「◯◯に喜んでもらいたいから」って気持ちだけで突っ走ります。当日の時間も流れも無視して、“これがしたい”というコンテンツ1個や、“こんな会にしたい”というフワッとした理想のためだけに動きがちです。
だから、こっちから線を引いてあげましょう。「あなたにはこの部分だけを任せます」って言い切るか、「仲良しな新婦の晴れの日なんだから進行は気にせず楽しんで」っておだてるか、「全体のマネジメントはこっちでやりますから」って切り離しましょう。
きっとその方が、二次会そのものの上手くいく確率はグッとあがります。(男目線の意見でかたじけない)
6.幹事会のリーダーとサブリーダーの選定は絶対
複数人の幹事グループより頼れる参謀1人を重視
二次会の幹事は、新郎側2人〜3人、新婦側2〜3人で構成されることが多いですよね。わたしも最初の頃、そうでした。
新郎新婦と幹事4〜6人で集合して、顔合わせも兼ねたキックオフミーティングするみたいな流れ…。これもできたら避けたいやつって、何度か幹事を経験した後に思ったことです。10回目を超えたあたりで「新婦側の幹事は1人もいらん」って言ってたくらいですからね。
二次会を段取りよく、当日の流れをスムーズにしたいなら、コアメンバーはできるだけしぼり込みたいところ。ちゃんと幹事のリーダーを決めて、それを常に支えるサブリーダーがいて、当日のサポートに徹するその他のメンバーって構図がベターです。
新郎新婦や会場の担当者との連絡係は、幹事のリーダーがすればいい。そんでもって、リーダーがいつでも相談したり、愚痴を吐けるサブリーダーがいればそれでいい。あとは、多くを望まないほうがいい。
7.二次会当日の役割分担は“念入り”であればあるほど
タイムテーブルに応じた配役・動き方の確認を
数ヵ月前から動き出す段取り係は、できるだけ人数をしぼって進める。で、人数が必要な準備のときにバッと集まって作業をすればOKです。ただし、結婚式二次会当日の役割分担は、サポートメンバーへ事細かに伝えておくべき&自覚させておくべきが鉄則です。
もし、新婦側(新郎側)の幹事と結婚式当日まで面と向かって会う機会がないのなら、挙式・披露宴の合間に、ちょっとした挨拶と確認をしとけばいいだけ。二次会のタイムテーブルや企画してる催しに応じた配役を念入りに決めておいて、念入りに動き方を一度は全体で確認して、あとは「なるようになれ」と腹をくくることです。
特に、幹事長が司会をするケースでは、その覚悟がなけりゃ、テンパるだけですから。だからこそ、サブリーダーの人選はめちゃくちゃ大事ですよ。1アウト2塁のケースでどん詰まりでもいいからセカンドゴロを打とうとするタイプの友達に頼むべきです。
※役割分担の一例
■ 司会(1〜2人)
■ 幹事(2〜6人)
■ 会計管理(1人)
■ 受付(2〜3人)
■ クローク(2〜3人)
■ 座席案内・誘導(2〜3人)
■ 音響・映像(1人)
■ ゲームコーナー運営補助(2〜4人)
■ 写真撮影(1人)
■ 動画撮影(2人)
■ 三次会出欠確認・先導(2〜3人)
♥♥♥♥♥ タイムテーブル編 ♥♥♥♥♥
8.とりあえずでも“事細かな時間割”は決めときましょ
思い描いたタイムテーブル通りなんて所詮無理だけど…
二次会のタイムテーブルは、新郎新婦の意向はもちろん、幹事会での決定(幹事長の独断と偏見の場合もありますが)を加味して決めるものです。
「あれもしたい」「これもしたい」「もっとしたい」を汲みとりながら、わたしはいつも、分刻みでタイムテーブルを立ててます。ここまでしなくってもって思うことはありますけど、何回も二次会の段取りをしてますと、「だいたいこんなもんでおさまるな」ってのが分かるもんなんです。
ただ、思い描いたタイムテーブル通りにスケジュールが進むはずなんて、ほとんどありません。
スタート時間が遅れたり、想定外の酔っぱらいがいたり、ゲームの時間が思いのほかかかったりなんて、平気で起こります。それでも、詳細なタイムテーブルは、準備段階での幹事・サポートメンバー間の情報共有や会場担当者との打ち合わせで絶対に必要なものです。
9.本編は2時間よりも2時間半がちょうどいい
少しの時間の余裕が焦りやトラブルを軽くする
結婚式二次会の基本的な持ち時間は、開会から閉会まで「2時間」がほとんどです。
もちろん、詰め込むコンテンツの数や、二次会の目的が「ただ呑めればいい」の場合や、閉会時間と終電との関係で、2時間で十分ってこともあるでしょう。
ただ、わたしは思う。おそらく起こるであろう不測の事態に備える意味でも、ゆったりと二次会を参加者に楽しんでもらうためにも、本編は2時間より2時間半であるべきと…。
二次会会場のオプションで「時間延長」はたいがいあります。もし、会場選定やプラン選びから幹事として携わることができるのなら、「30分延長」を申し出ましょう。微々たる追加料金なんて、主導権を早めに握って会費設定から関われるなら怖いもんなしです。
本来は120分で詰め込めるけど、あえて150分を有意義に使ってタイムテーブルをつくる。この“余裕”が、当日の焦りやトラブルを軽ーくしてくれるはず。
10.動画・暗転でメリハリの演出、BGMで時間の管理
調子乗りの勢いを一時的に抑え込みたいのなら
二次会になりますと、いるんですよ。披露宴できっちりできあがって、めちゃ陽気な酔っぱらいの奴とか。おもろいと思って、何度も同じ奇声をあげる変なやつとか。司会の案内を無視して好き勝手やってる奴とか…。でもそれは、二次会であるが故に仕方のないこと。
そんな時に効果的な演出が、動画を放映して会場を暗転する策です。
開会時の「オープニングムービー」、歓談タイム途中の「プロフィールムービー」や披露宴の最後に流れた「撮って出しムービー」を入れるタイムテーブルは、ワイワイガヤガヤしてる雰囲気にメリハリをつけることができて、パリピ(調子乗り)の勢いを一時的に抑え込む必殺技になります。
それから、BGMも時間を管理するために大切な要素。一段落入れる歓談タイムの経過時間を把握したり、次のコーナーに移る時の合図になったりもします。できれば、タイムテーブル上の時間軸に合わせた「BGMのセットリスト」を作って、幹事やサポートメンバーと共有しましょう。
タイムテーブルの時間軸に合わせたセットリストは、司会をしながら小腹を満たす時間を見つける参考になったりもします。次のコーナーまであと10分。この曲の間だけちょっとご飯食べれるかも!!飲み物とってきとこ!!みたいな感じでね。
11.高砂での写真撮影は最初っから順番にご案内
我先にと押し寄せる撮影待ちの列をコントロール
披露宴でも二次会でも、「乾杯!」のあとすぐから高砂で新郎新婦を囲んでの写真撮影が続きますよね?なんなら、撮影待ちの列ができるくらい、我先にと押し寄せる光景をよく見かけます。
これ、うまいこと制御できないと、タイムテーブル通りに司会進行できなくなることが多いんです。かと言って、「一旦席に戻れ、この野郎」とも言いにくいですしね。
そこで考えました。乾杯発声後の「歓談タイム」に、二次会参加の友人のカテゴリごとに写真撮影を順番に案内する方法を。勝手にズラズラと前に出てこさせないから、記念撮影したい人でごったがえすこともないし、めちゃくちゃスムーズです。
あと、もーし、「あの人ステキ」って思ってる人が会場内にいたとしましょう。そんな時、「続いて新婦の高校時代のご友人の皆さん」とか「続きまして新郎の会社の同期の皆さん」とアナウンスしたら、淡い恋心やゲスい下心を抱く某さんに、お近づきに役立つ情報を発信することになったりします。
どんだけのホスピタリティよ、これ。
♥♥♥♥♥ MC編 ♥♥♥♥♥
12.友人づらは“ほどほど”に、業者づらで“たんたん”と
内輪ノリのパリピなMCなんて、絶対にやめとけよ
結婚式二次会で司会を頼まれる人の大半は、新郎新婦どちらかの友達の「めっちゃ明るいやつ」「昔から人気者でおもしろいやつ」「しゃべるのが人より得意なやつ」だと思います。
ただ、わたし、二次会の司会で「盛り上がってますかーーー!?」とか「イェーーーイ!!」とかデカい声で言うタイプの人、めっちゃ嫌いです。そんな奴がタイムテーブル通りに、全体を見渡して、上手に会を回そうなんて考えてる訳ないって思ってます。
いたら、その人はプロの芸人か、よっぽどの経験値をお持ちの玄人MCです。
二次会の司会は、やっぱり、矢面に立って会の全体を回す役に徹するべき。内輪ノリと思われるようなパリピな勢いは、ほどほどにしとくべきだと本気で思います。せめて、その勢いだけで乗り切ろうとする感じは、せいぜい27歳くらいまでにしとけよ!って思います。
もちろん、二次会の司会は、友達を代表して託された役割ではあるけれど、どこまでも冷静さを持ちながら、この2時間〜3時間の二次会をきっちり“仕上げる”ことに集中しましょう。
“業者ですか?”って思われるくらいの、淡々としたかっちり目の司会進行の方が、勢いまかせのパリピ調よりもだいぶ印象はいいぞ!って、声を大にして言ってやります。
13.マイクを握るMCにしかできないことはたくさんある
会場の使用上のルールや注意事項のヒアリングは絶対
二次会のMCを担当するなら、ちゃんと前もって、会場の担当者から使用上のルールや注意事項をヒアリングしておきましょう。
その二次会のドリンクや料理の提供の仕方がどんな形式か。トイレや喫煙場所はどこなのか。披露宴から持ってきた引き出物や羽織ってきた上着の置き場所はどこか。帰りの最寄り駅やシャトルバスの案内まで。やっちゃいけないことや前もって注意しておくべきことはいっぱいあるもんです。
マイクを握ってる司会にしか会場全体に伝えられないことって、結構たくさんあります。
堅苦しいって思われても、必要な情報はちゃんと伝えてあげること。だから、適当に「イェーーーイ!!」なんて言ってる暇はないのよ。
そして、もうひとつ。二次会会場のレギュレーションを司会からアナウンスすることは、お店のスタッフさんへの安心感にもつながります。これが結果的に、新郎新婦のためになったりするから、絶対にぬかりなく。後日、気持ちよく食事に行ってもらうためにもね。
14.男女ペアのダブルMCもありっちゃあり
小奇麗な女の子が隣にいるだけで救われたりする
人前での司会進行に自信がなかったり、司会してる自分への注目度をちょっとでも上げたいって人には、男女ペアの「ダブルMC」をおすすめします。
その日、初めて顔を合わす男女がたくさんいて、お酒も入って、楽しい雰囲気で進む結婚式の二次会です。たった1人でMCをするのって、心細いこともあります。つたない感じになることだってあります。
そんな時、隣で小奇麗な女の子がマイクを持って“相づち”だけでも打ってくれてたら。噛んだ時にツッコミを入れてくれたら。あなたは、だいぶ救われます。
その相方は、新婦側の幹事の誰かでもいい、新婦か幹事に紹介された美人と評判の人でもいい。いてくれるだけで、ホロ酔いの連中がちょっとざわつく女の子と一緒に司会をすればいい。
15.やるぞと決めたら、ひたすら“滅私奉公”
新郎新婦のために身を粉にして
結婚式二次会の幹事や司会を引き受けたなら、ボランティア精神全開で突き進みましょう。
戦国時代のお侍さんが“大将のために”と思う気持ち、戦時中の兵隊さんが“お国のために”と思う気持ちくらい、“新郎新婦のために”って思う滅私奉公のスタンスで。
ただひたすらに、結婚式当日に予想以上のトラブルが起こらないための準備をしておきましょう。それはきっと、当日のあなた自身の安心感にもなるはずだから。
♥♥♥♥♥ 二次会幹事・司会の皆さまへ橋田からの贈り物 ♥♥♥♥♥
結婚式二次会の幹事の方へ「タイムテーブル」の雛形を公開します
♥ 準備中 coming soon
※過去の二次会タイムテーブルから「これや!」を引っ張り出して、匿名性と汎用性のある便利な資料に作りなおしております。今しばらくお待ちください。
結婚式二次会のMCの方へ「司会用の台本」の雛形を公開します
♥ 準備中 coming soon
※過去の二次会MC台本から「これなら!」を選りすぐり、匿名性と汎用性のある便利な資料に作りなおしております。今しばらくお待ちください。
ニッチモサッチモいかないなら、直接お問い合わせください
結婚式の二次会で幹事を頼まれたのが初めての人、前回の幹事で痛い目にあった人、司会とパリピはまったく別物だと気づいた人、もっとスマートにMCをこなしたい人…。
たった1人でも、幹事軍団数人でも構いません。もし、このままでは埒が開かない、ニッチモサッチモいきませんってことなら、どうぞ直接ご相談ください。
橋田は今、広告デザインの会社AND SPACEにいてます。弊社2階にはゆったりお話できるバーもございます。一杯飲みがてら、二次会の打ち合わせがてら、気軽にお越しいただければ、作務衣姿の若年寄が親身に対応させていただきます。
(お電話でも構いません。「おたくの会社にいてる橋田に用がある」とお申し出ください)
♥ 結婚式二次会の幹事・司会を無茶ぶりされてお困りの方からの「対面相談」のご依頼もこちら
(弊社2階のバーで相談料無料・時間無制限で成功率80%を目指す二次会の段取りのコツをお伝えします)
以上、結婚式二次会幹事・司会向けの『トリセツ』でした。
これからもどうぞよろしくね。こんな私だけど笑ってゆるしてね。
橋田
この記事を書いた人作務衣を身にまとい、“センス”を持ち歩く、京都出身の癖ある渋男。寺社仏閣専門紙の記者(おてライター)として働くこと10年の経験を活かした、多彩な「言葉遊び」と「韻を踏みがち」なライティングで、テンポの良い文章を奏でる。生きた動物は苦手なのに、アニマル柄好きという風変わりな趣味でデスクは散らかり気味だが、原稿と案件はちゃんと整理整頓できるのでご安心を。社内では、話が長いで有名なお爺系ムードメーカー。仕事のスタイルは、そんな人柄がにじみ出る「義理と人情」で打席に立つスイッチヒッター。